猫飼い方

猫の飼い方が丸わかり教科書『ねこ勉』

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脱ネコ初心者!10分でわかる猫の基本知識

猫の基礎知識

 

 

現在ペットとして親しまれているイエネコのルーツは、5千年ほど前の古代エジプトだと考えられていました。

 

当時の人々が穀物庫の貯蔵物をネズミから守るために猫を飼っていたことが、ペットとしての猫の始まりだと考えられていたのです。

 

 

ところが21世紀になってから、その説が間違いだったことがわかります。

 

長い間イエネコのルーツは約5千年前のエジプトと考えられていましたが、それより前の9500年前の墓から猫の骨が発掘されたのです。

 

発掘された場所もエジプトではなく、地中海の東のキプロス島です。

 

 

この猫の骨の遺伝子を解析したところ、リビアヤマネコと同じ系統に属していることがわかりました。

 

さらに現在飼われている猫も、世界中すべての個体が発掘された猫と同じルーツであることが判明しました。

 

そのことから現在は、イエネコのルーツは9500年前の中東に遡ると考えられています。

 

 

猫の種類によって性格が違う?

一口に猫と言っても、その性格は種類によって大きく異なります。

 

相性ピッタリの猫と長く幸せに暮らすためには、見た目の好みだけでなく自分と合う性格の種類を選ぶことも大切になります。

 

●人懐っこさを求めるなら?

人懐っこい猫は

 

猫との親密な関係を築きたいなら、日本猫やアメリカンショートヘアなどがおすすめです。

 

日本猫は穏やかで従順な性格を持ち、人間に対しても表情豊かに振る舞います。

 

知能が高く、コミュニケーションを図りやすい種類です。

 

アメリカンショートヘアも陽気で人懐こく、知能が高いです。

 

マンチカンも陽気で社交的。

 

スコティッシュホールドは穏やかで人懐っこいです。

 

スフィンクスは神秘的な外見に反し、好奇心旺盛であまり人見知りもしません。

 

少し神経質ですが、とても甘えん坊なアビシニアンやソマリもおすすめです。

 

●静かな子がお好みなら?

物静かな猫

 

猫と静かな生活を楽しみたいなら、ロシアンブルーやペルシャ、ヒマラヤン、メインクーンキャットなどがおすすめです。

 

ロシアンブルーはあまり鳴かず、貴婦人のような優雅さを持つ子が多いです。

 

ペルシャもおっとりとしていて、人間に例えるなら育ちのよいお嬢様と言った雰囲気です。

 

ヒマラヤンは大人しくて人に慣れやすい性質です。

 

メインクーン キャットも温和で物静かです。

 

ノルウェージャンフォレスト キャットやベンガルも温和で飼いやすい性格です。

 

●猫らしくマイペースでもOKなら

マイペースな猫

 

シャムは性格がきつく非常に活発です。

 

「猫は猫のペースで自由に暮らしてくれてOK」と言う人に向いています。

 

ベタベタされるよりも、距離を保ちながら共同生活を楽しみたい人に適した性格です。

 

 

(※関連記事:⇒日本で入手できる猫の種類人気ランキング7選とそれぞれの性格を紹介!

 

 

猫の行動の秘密

猫の行動の謎

 

 

猫の普段の縄張りは半径100mくらいの範囲です。

 

狩りをするためのハンティングスペースはもう少し広く、200m~300mくらいの範囲になります。

 

猫の世界にも社会があり、社会のルールが存在します。

 

ハンティングスペースは他の猫と共有しているので、ハンティングスペースでは猫社会のしきたりを守って過ごします。

 

 

猫社会の行動でよく知られているものに、猫集会があります。

 

テリトリー内の猫が集まりますが、人間の集会のように特定の議題について話し合いをしているわけではありません。

 

集会ではそれぞれ、毛繕いをするなど思い思いに過ごします。

 

猫集会の目的はハッキリとはわかっていませんが、時間と空間を共有することで地域の猫の連帯を深めているのではないかと考えられています。

 

 

猫を飼っていると尿を吹き付けるスプレー行為や爪とぎに悩まされることがありますが、これらの行動も猫社会において重要な意味を持っています。

 

猫はスプレーや爪とぎをすることで他の猫に自分の存在を知らせ、互いに情報交換を行っているのです。

 

スプレーはオス猫特有の行動です。

 

去勢するとスプレーはしなくなるので、完全に室内飼いにする場合は去勢することも選択肢の一つになります。

 

 

猫に与えてはいけない魚がある?

猫が食べてはいけない魚

 

 

猫の好物と言えば魚のイメージが強いですよね。

 

ですが、よく考えてみてください。

 

猫はネズミやトカゲ、昆虫などを捕りますが、海や川で魚を捕ることはありません。

 

つまり人間が与えるので、魚も食べるようになったと言うのが本当です。

 

猫はもともとは魚を食べていた動物ではないので、猫に食べさせてはいけない魚もあります。

 

 

猫に食べさせてはいけない魚は、イワシやサバなどの青魚です。

 

少量であれば猫の体にもよいのですが、たくさん食べさせると病気になります。

 

青魚には不飽和脂肪酸と言う成分が多く含まれています。

 

青魚に含まれる不飽和脂肪酸はEPAとDHAと呼ばれているもので、中性脂肪を減少させるなどの体によい成分としてお馴染みです。

 

 

猫の体にとっても少量の不飽和脂肪酸はよい影響を与えますが、慢性的に摂りすぎると「イエローファット(黄色脂肪症)」と言う病気の原因になります。

 

イエローファットを引き起こすと体内の脂肪が黄色く変色し、お腹や胸などに痛みを伴うシコリができてしまいます。

 

イエローファットは発熱や脱水症状を起こす場合もあり、猫にとって大変辛い病気です。

 

 

猫に魚を与えるときは青魚は控えめにし、赤身魚や白身魚を中心に与えるようにしましょう。

 

人間用に味付けされた塩鮭や煮魚なども猫には塩分や糖分が多すぎるのでNGです。

 

 

(※関連記事:⇒猫が死ぬ!?絶対食べてダメな食べ物と条件付OKな物を徹底解説

 

 

猫の食の好みは離乳期に決まる?

子猫の離乳期

 

 

青魚は少量ならOKですが、猫に絶対に食べさせてはいけないものもあります。

 

「猫に絶対に食べさせてはいけない食べ物」の代表的なものには、以下のものがあります。

・ネギ
・玉ネギ
・ニラ
・ニンニク
・チョコレート
・ブドウ(レーズンも含む)
・アボカド
・カフェインが含まれているもの
・イカ、タコ
・生の魚介類

 

これで全部ではありませんが、普段の生活でつい知らずに与えてしまいがちな食べ物を挙げてみました。

 

これらの食べ物はほんの少しの量でも猫の体には毒になってしまうので、欲しがるからと言って与えないようにしましょう。

 

 

でも、猫が欲しがっておねだりしているのに与えないようにするのは難しいですよね。

 

実は猫には、食べ物の好みをコントロールができる時期があります。

 

猫の食の好みは離乳する時期に決定します。

 

猫は母乳やミルクだけでなく固形物などを食べ始める時期に口にしたものを、一生好む傾向があります。

 

つまり、この時期に人間の食べ物など猫の体によくないものを与えなければ、猫のほうも自分が食べてはいけないものを食べたいとは思わないのです。

 

 

これから子猫を育てる人は、子猫が離乳を始めたら猫が食べても安全なものだけを与えるようにすると後々、お互いに幸せです。

 

 

もしも猫が食べてはいけないものを欲しがったら?

猫ねだる

 

 

離乳期に気を付けていれば食べてはいけないものを欲しがることはありませんが、すでに食の好みが決定している成猫を譲り受けたり、注意深く育てていても外で人間の食べ物などの味を覚えてきてしまうこともあるでしょう。

 

もし、猫が食べてはいけないものを欲しがったときは、それを食べてはいけないことを教えなければなりません。

 

 

「可哀想だから、ちょっとだけあげよう」などとやると、猫も「この間はくれたのに、どうして今日はくれないんだろう?」と悲しい気持ちになってしまいます。

 

猫が人間の食べ物などを欲しがったときは、徹底して食べさせないようにしてください。

 

お母さんが見ていない隙にお父さんがこっそり食べさせるなども、猫が混乱するのでよくありません。

 

家族がいる場合は、家族全員の協力が必要です。

 

 

猫に「それは食べてはダメ」と教えるときは、猫の体を傷付けない方法を取ります。

 

大きな音を出して驚かせたり、霧吹きなどで少量の水を猫にかけるなどの方法です。

 

何度もくり返すうちに、猫は「あの食べ物に近付くと嫌なことが起こる」と覚えて欲しがらなくなります。

 

欲しがっているのに与えないのは可哀想ですが、病気になったり死んでしまったりしてはもっと可哀想です。

 

猫のために根気よく教えてあげましょう。

 

 

部屋の環境は猫を迎えても大丈夫?

猫を迎える部屋

 

 

猫を飼うときは、部屋の中に放し飼いになります。

 

ご存知の通り、猫は高いところに登るのが得意で狭い場所に潜るのも大好きです。

 

人間とは動線が異なるので、猫を迎える前に部屋の環境を見直しておく必要があります。

 

★棚の上などの物を見直そう

棚やタンスの上など、高い場所に置いてあるものは猫が登ったときに落ちる可能性があります。

 

落ちて困る物や危険な物は、落ちないように片付けておきましょう。

 

物があるから登らないだろうと思っても、猫は障害物があっても登ってしまいます。

 

★電気のコードは感電の危険性が

猫にとっては何でも玩具になります。

 

家具と壁の隙間に潜って電気コードを齧ってしまうこともあります。

 

猫が感電したり、火事になる可能性もあります。

 

電気のコードは予め、ケーブルカバーなどでガードしておきましょう。

 

★部屋の中は猫の危険物がいっぱい

電気のコードの他にも、部屋の中は猫にとって危険な物がたくさんあります。

 

●石油ストーブ

使用中に猫が飛び乗ってしまう可能性があります。

 

●扇風機

室内飼いの猫は、人間が思うほど上下運動が上手くありません。

 

使用中の扇風機に落下地点を誤った猫が落ちて怪我をする可能性があります。

 

●薬

薬は猫が齧って口にしてしまう可能性があります。

 

飲み薬やチューブの軟膏などは出しっ放しにせず、引き出しなどに保管しましょう。

 

薬剤の瓶なども、猫が落として割れると危険です。

 

●小さな部品・包丁などの刃物類

猫が誤って飲み込んだり、触って怪我をします。

 

猫は危ない物だとわからず玩具にしてしまうので、人間が気を付けてあげましょう。

 

●ビニール袋

猫はビニール袋も大好きです。

 

人間が一緒に遊んでいるときならよいですが、目を離した隙に顔に張り付いて窒息してしまう可能性があります。

 

普段は猫が触れないように片付けておきましょう。

 

★扉・窓もチェックポイント

完全室内飼いにする場合は、外への出入り口となる扉や窓も確認しておく必要があります。

 

引き戸は自分で開けてしまう猫も多いので、施錠できるようにするなどの工夫が必要です。

 

戸棚の引き戸なども興味があれば開けてしまいます。

 

稀にドアノブを回して開けてしまう猫もいます。

 

2階以上の窓も、猫が落下する恐れがあるので注意しましょう。

 

 

他にも猫に危険そうな物があれば、猫が触れないようにガードするか片付けておきましょう。

 

 

 

 

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