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【生後2~3ヶ月】子猫の成長過程や餌の与え方・世話方法全部教えます!

読了までの目安時間:約 11分

2~3ヶ月の猫世話方法

 

 

生後2~3ヶ月の子猫は人間の幼児期に当たり、目まぐるしく急激に成長しますが、まだまだ母猫のそばで生活している年頃です。

 

ここでは、生後2~3ヶ月の子猫の体の様子や行動、餌の内容と与え方、お世話の仕方の注意点、ワクチン接種について、解説します。

 

 

生後2~3ヶ月の頃は、子猫の体と性格を作る上で非常に大切な時期ですので、子猫を飼っている人や、子猫を迎える予定がある人は、記事を参考にしっかりお世話してあげてくださいね。

 

 

生後2~3ヶ月の子猫の様子

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生後30日くらいになると乳首を吸いたがらなくなり、離乳が始まります。

 

早い子なら生後3週間くらいで離乳が始まる子もいます。

 

また、この頃には排泄も自力でできるようになります。

 

 

生後5週には乳歯が生え揃い、生後3.5ヶ月頃になると、乳歯が永久歯に生え代わり始めます。

 

生後2ヶ月頃までには運動能力が急激に発達し、視力や四肢を上手に使えるようになって来ます。

 

遊びも活発になります。

 

 

野生の猫であれば、母猫から狩りの方法を教わる時期です。

 

母猫のしっぽにじゃれ付いて獲物を捕まえる練習をしたり、母猫が生きたままの獲物を運んで来て、子猫にとどめを刺させたりします。

 

 

母猫がいない子猫の場合は、人間が玩具などを動かして、狩りを真似た遊びをさせてもよい運動になります。

 

また、この時期を過ぎると、オスは睾丸が目立ち始めるので、性別の見分けが付きやすくなります。

 

 

避妊・去勢手術ができるようになるのは、生後6ヶ月頃からなので、手術を行うかどうか検討しておきましょう。

 

 

★生後2~3ヶ月の標準体重

計量

 

 

個体差はありますが、生後2ヶ月で900~1000gくらいが目安です。

 

生後3ヶ月なら1000~1500gくらい体重があれば、順調に育っています。

 

元気そうに見えても、体重が目安体重より少なすぎるようであれば、何か病気が隠れている可能性があります。

 

獣医師に相談した方が無難です。

 

 

生後2ヶ月以降の子猫の餌

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離乳が始まる週齢には個体差がありますが、遅い子でも45日頃には離乳が始まります。

 

離乳食を食べる期間も子猫によってまちまちで、離乳食を1回食べただけで、すぐに子猫用のドライフードに移行する子もいれば、しばらく離乳食を食べ続ける子もいます。

 

 

ただ、離乳が始まってから生後60日までの時期に、柔らかいものばかり食べさせると顎の発達が悪くなり、歯並びにも影響します。

 

なるべくなら生後40日前後を目安に、子猫用ドライフードなど、顎を使ってしっかり噛まなければならない食事に切り替えるのがおすすめです。

 

 

この時期に同じものばかり与えていると、偏食な猫に成長してしまうので、なるべく色々な食べ物に慣れさせておくようにします。

 

偏食が少ない猫の方が栄養のバランスを保ちやすく、将来食事制限が必要になったときにも、猫も飼い主もラクです。

 

 

離乳食を終えた子猫の餌に適しているのは、子猫用ドライフードの他に猫缶や、自宅で牛肉や茹でた鶏ササミ、白身魚などを包丁で軽く叩いたものなどです。

 

 

生後2~3ヶ月の子猫は、短期間で急激に体が成長するので、体重当たり成猫の2~3倍のエネルギー量を必要とします。

 

ですが、まだ胃が小さいので、一度にたくさんは食べられません。

 

子猫用フードのパッケージに記載されている目安量を参考に、1日3~5回に分けて、餌を与えます

 

子猫用の市販のフードは、子猫の体に合わせて高栄養に作られているので便利です。

 

 

ただし、カロリーがたくさん必要だからと言って、チョコレートや焼き肉など、人間の食べ物を与えてはいけません。

 

人間の食べ物は猫の体に危険なものが多く、最悪の場合は猫が死んでしまいます。

 

絶対に止めましょう。

 

甘辛く煮た煮魚の残りや、魚の塩焼きの残りなども与えてはいけません。

 

 

なお、子猫の離乳食については、「子猫が離乳食を食べない原因や対処法」に詳しく掲載しています。

 

 

飼い主とのコミュニケーションが大事な時期

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生後3ヶ月頃は、子猫の性格がほぼ決定する時期です。

 

生後3週頃からこの時期までは、人間に馴れさせやすい時期でもあります。

 

この期間に人間にたくさん構ってもらった子猫は、人間を親密に思う猫に育ちやすいです。

 

 

逆に、この時期に人間や他の動物と接触する機会が少なかった子猫は、臆病で警戒心が強い猫に育ちやすく、神経質になりやすいと言われています。

 

人間との生活にもストレスを感じやすくなってしまいます。

 

 

生後3週間くらい~3ヶ月までの間に、子猫を疲れさせすぎない程度に、一緒に遊んであげるなどして、しっかり構ってあげましょう。

 

 

ワクチン接種

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生後8週間くらいまでは、初乳を介して母猫にもらった抗体に守られていますが、生後8~9週間になったら、3種混合ワクチンを受けます

 

値段は4,000~6,000円程度です。

 

1回目の接種から2~4週間後に2回目の接種をして、ワクチンの効果を高めます。

 

 

猫の3種混合ワクチンは、「伝染性腸炎(猫パルボウイルス感染症/猫汎白血球減少症)」・「猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス)」・「猫カリシウイルス(1種類)」の3種のワクチンをまとめて接種できるものです。

 

 

ただし、初乳を飲んでいない、または飲んでいるかわからない子猫や、親猫がわからないなどで感染症の可能性が考えられる子猫などの場合は、生後1ヶ月から接種を始めた方がよい場合もあります

 

 

ワクチン接種は、子猫の体調がよいときに行います。

 

免疫力が低下しているときに接種すると、ワクチン接種によって感染症を起こしてしまうことがあるからです。

 

 

また、ワクチン接種後に体調を崩した場合に、すぐに診察してもらえるよう、ワクチン接種に行くタイミングは動物病院が午後も開いている日の午前中で、翌日も診察日であるタイミングがベストです。

 

 

なお、検便で寄生虫が見られた場合は寄生虫の駆除を待ってから接種するなど、子猫によってはすぐにワクチン接種を受けられない場合もあります。

 

 

また、猫の混合ワクチンには3種混合の他に、4種・5種・7種混合もあります。

 

 

    • 3種混合+猫白血病ウイルス感染症のワクチンの4種混合(5,000~8,000円程度)
    • 4種混合+クラミジア感染症のワクチンの5種混合(5,000~8,000円程度)
    • 5種混合+猫カリシウイルス(3種類)の7種混合(7,500~8,000円程度)

 

 

猫カリシウイルスには多くの型があり、4種混合までは1種類の猫カリシウイルス、7種混合では3種類の猫カリシウイルスを予防できます。

 

 

猫のワクチン接種は法律で義務付けられているものではありませんし、飼育環境によっては必要のないワクチンもあります。

 

ですが最低限、3種混合は受けた方がよいとされています。

 

なるべく接種させてあげましょう。

 

 

 

 

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