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子猫の社会化期は超重要!飼い主がしつけしておくべき4つの大切な事

読了までの目安時間:約 12分

子猫の社会化期

 

 

子猫には、猫として生きていく上で必要な、狩りの仕方や猫社会のルールを学習する時期があります。

 

そのようなスキルを習得することを社会化と言って、社会化に適した年齢があります。

 

 

人間と暮らしている子猫の場合は、人間と暮らすためのルールを覚えるのに適した時期でもあり、飼い主にとっては躾けやすい時期でもあります。

 

ここでは、社会化期に子猫に躾けておきたいことと躾け方、子猫を躾けるときの注意点を一緒に見てみましょう。

 

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猫の「社会化期」とは?

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猫の社会化期とは、母猫や兄弟猫の行動を見たり、一緒に遊ぶ中で、体力を付けて狩りの仕方を学び、猫として独り立ちする準備をする時期のことです。

 

具体的な時期は諸説ありますが、だいたい生後3ヶ月くらいまでの間が社会化期に当たります。

 

 

この時期の経験が性格の形成にも大きく影響し、ほぼ、この頃に作られた性格のまま、一生を過ごすことになるので、猫の成長にとって非常に大切な時期です。

 

 

人間による躾も、この時期に覚えます。

 

子猫が飼い猫としてのルールを覚えて幸せに生きていく上でも、とても大切な時期になります。

 

 

社会化期に躾けておきたいこと

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★トイレ

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トイレの躾は、猫と人間が衛生的な環境で暮らす上で、とても大切です。

 

排泄中は無防備な状態になるので、猫は本能的に、静かであまり他の動物や人が来ない場所でトイレをしたがります。

 

 

その性質を利用して、猫のトイレは、静かで人通りが少ない場所に設置します。

 

子猫が排泄したそうな素振りを見せたら、すぐにトイレに連れて行きます。

 

子猫が排泄したいタイミングで、適した場所にトイレがあるのを見せれば、子猫も「ここは安心してトイレができる場所」と覚えるようになります。

 

 

猫はだいたい、食後はトイレに行きたくなります。

 

子猫がトイレを覚えるまで、食事を終えたときもトイレに連れて行くようにしましょう。

 

 

子猫が排泄したくなるのを待てないときは、トイレを柵で囲って、子猫を柵の中に入れておく方法もあります。

 

ただし、子猫が閉じ込められていることを忘れて放置しないよう、タイマーなどをセットしておくようにしましょう。

 

 

子猫がトイレの場所を覚えるまで、根気よくくり返します。

 

正しい場所でトイレができたときに、ご褒美のおやつをあげるのもよい方法です。

 

 

★爪とぎ

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爪が引っ掛かりやすい素材のものは、猫が好んで爪とぎに使用します。

 

人間の家具や柱なども、猫が爪を研ぐのにちょうどよい具合です。

 

そして猫は、教わらないと家具や柱を傷付けてはいけないことがわかりません。

 

 

猫に専用の爪とぎを与え、爪とぎは決まった場所ですることを教えます。

 

子猫のうちに「爪とぎは決まった場所でするものだ」と覚えてしまえば、成猫になってからもあちこちで爪をとがなくなります。

 

正しい場所で爪とぎができたら、褒めてあげると覚えやすいです。

 

 

猫の爪とぎは、爪が引っ掛かりやすくて、猫が全体重を掛けても安全に使用できるものを用意します。

 

猫用の爪とぎとして市販されているものを利用してもよいですし、段ボールやいらないカーペットを切って自作する方法もあります。

 

 

また、室内飼いで木登りなどができなくても問題ない猫であれば、切らせてくれるようなら爪を切る方法もあります。

 

猫の爪とぎは、爪の先端の鞘を落としたくてとぐので、子猫のうちから爪を切ってもらっている猫は、爪とぎをしない猫に育ちます

 

動物病院でも爪切りをお願いできます。

 

 

★咬み癖

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猫は、人間が触りすぎるなど嫌なことをされているときや、獲物を(または獲物と間違えて)捕食しようとするとき、狩りの延長で遊びのときに突然、強く咬み付くことがあります。

 

 

母猫の下で育っている子猫であれば、母猫にじゃれ付いて強く咬んだときに、母猫に怒られるので、相手に怪我をさせない力加減を覚えます。

 

そうやって、兄弟や他の仲間とも安全に遊ぶ方法を学びます。

 

 

猫の攻撃方法と言えば引っ掻くイメージが強いですが、肉食獣である猫は咬む力も意外に強く、きちんと教えないと人間にも咬み付いて怪我をさせてしまいます。

 

母猫から引き離されて暮らしている子猫の場合は、強く咬んではいけないことを人間が教える必要があります。

 

 

    • 咬まれたときの叱り方と注意点

     

    子猫が強く咬んできたら、すぐにその場で「ダメ!」と厳しい口調で叱ります。

     

    「痛い!」でも構いません。

     

    猫が驚く口調で叱ることが大切です。

     

    そうすることで、子猫は「咬み付くと嫌なことが起こる」と覚えて咬み付かなくなります。

     

     

    大きな声で叱っただけでは効かない場合は、子猫の口元か鼻を、指ではじきます

     

    このときに、強くはじいたり、叩いたりしてはいけません。

     

    子猫を脅かす程度で充分です。

     

     

    可愛がっている子猫とは言え、突然咬み付かれて腹が立つこともあるかもしれません。

     

    たまたま、人間の機嫌が悪いときに子猫が咬み付いてくることもあるでしょう。

     

    ですが、子猫は人間よりもずっと体が小さく、ちょっとの力で簡単に怪我をしたり、命を落としてしてしまう存在であることを忘れないようにしましょう。

     

     

    また、子猫を叱るのは、「これをしてはいけないよ」と教えるためであって、人間の怒りをぶつけるためではありません。

     

    軽い体罰を加えなければならないときも、子猫の体を傷付けない範囲であること、子猫との信頼関係を壊さないやり方であることが大前提です。

     

     

    • 叱るタイミング

     

    時間が経ってから叱っても、子猫はなぜ叱られているのかわからないので、必ずその場で叱ります

     

    叱るときと叱らないときがあるのも子猫が混乱するので、いけないことをしたら必ず叱るようにします。

     

     

    • 家族で同じ対応にする

     

    家族で子猫を飼っていて、お母さんは叱るけれどお父さんは叱らない、と言うのもNGです。

     

    このようなことをすると、子猫は強く咬むこと自体がいけないとわからず、「お母さんは咬んじゃダメで、お父さんなら咬んでもよい」と間違えて覚えてしまいます。

     

     

    家族全員に可愛がってもらえる猫になれないと、子猫も可哀想です。

     

    子猫に何か躾けるときは、家族全員が同じように対応するようにしましょう。

 

 

★人間の食べ物を与えない

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人間の食べ物は、猫の体にとって危険なものがいっぱいです。

 

ですが、子猫のうちに人間のおかずなどを与えられると、大きくなってからも人間の食べ物を欲しがるようになります。

 

 

味を覚えてから「食べちゃダメ!」と言われるのでは、猫も可哀想です。

 

子猫だからと甘やかさず、人間の食べ物は絶対に与えないようにしましょう。

 

 

猫は、離乳期までに食べたもので食の好みが決定する傾向があります。

 

子猫のときに人間の食べ物を与えられなかった猫は、大きくなってからも人間の食卓などには興味を示さないケースが多いです。

 

 

猫の一生のために、社会化期を有効に活用しよう

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社会化期に学んだことは、子猫にとって一生の財産になります。

 

この時期に、人間と暮らすためのルールをしっかり覚えられた子は、飼い主や家族に可愛がられて幸せな一生を送ることができます。

 

 

子猫を叱ることを可哀想に思う人もいるかもしれませんが、人間に可愛がられて幸せに暮らせる猫にするために、必要なことはきちんと教えてあげましょう。

 

 

また、この時期は飼い主の方も、子猫と過ごす時間を長く確保する必要があります。

 

子猫を長時間留守番させるのは、子猫の躾が済んで、猫として独り立ちできるようになるまで待ちましょう。

 

 

 

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