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尿スプレーを防止するには?猫の縄張り意識とマーキングについて

読了までの目安時間:約 8分

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猫に縄張り意識があることは良く知られていることですが、飼い猫にもテリトリーがあり、家の中で縄張り意識を持って生活しているというのをご存知でしょうか?

 

自分のテリトリーを持つことは猫の習性のひとつですが、人間からすると尿スプレーなどの問題行動が関係してきますよね。

 

 

そこで猫を飼うなら知っておきたい、猫の縄張り意識やマーキングについてまとめてみました。

 

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猫の縄張りとは

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猫はそれぞれ自分の縄張りを必ず持っています。

 

猫が監視出来る範囲内でおよそ半径50〜500mと言われており、そこを縄張りと決めたら定期的にパトロールをしてマーキングしながら歩き回ります。

 

 

「猫の縄張り=テリトリー」は2つあると言われており、ひとつは「ホームテリトリー」と呼ばれる自分の寝床やご飯を食べる場所周辺のことです。

 

野良猫にとってはまさに自分のテリトリーになるため、他の猫が入ってくると喧嘩になります。

 

 

もうひとつはハンティングテリトリーという、狩りをする範囲で他の猫とテリトリーがかぶる場合もありますが、この範囲の中では喧嘩はせず、猫同士が集まることもあります。

 

路地などで野良猫が「集会」しているのはこのテリトリーの中になります。

 

 

家の中も猫のテリトリー

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完全室内飼いの猫の場合は、家の中すべてが自分の縄張りということになります。

 

ご飯を食べる場所や昼間寝る場所、夜に寝る場所、など猫によってわけているとも言われています。

 

 

先住猫が新入りの猫に向かって最初に威嚇したりするのは、自分の縄張りに入ってきた侵入者、という認識をするからでしょう。

 

猫が朝起きた時などにウロウロ歩きまわるのも、家の中の自分のテリトリーをパトロールして、変わったことがないかを確認しているのです。

 

 

猫のスプレー行動

猫は主に尿スプレーによってマーキングします。

 

猫のおしっこには年齢や体の大きさ、喧嘩の強さなどいろいろな情報が詰まっていて、微妙な匂いの変化で経過した時間までわかると言われています。

 

スプレーは通常のおしっことは違い、少量を垂直な物に後ろにお尻を向けて噴射する行為で、おしっこよりも強烈な臭いがします。

 

 

生後6ヶ月を過ぎると雄も雌も尿スプレーをすると言われていますが、特に去勢をしていない雄が多く、雌は座ったままする場合もあり匂いもそれほど強くなく、頻度も少ないと言われています。

 

 

マーキングの仕方

外で生活している猫がマーキングする時は、木や草むら、電柱などで垂直な対象物を見つけたら後ろ向きになり、後ろ足としっぽをピンと伸ばして勢い良く尿を噴射します。

 

 

家の中もスプレーの対象になることがあり、家や部屋の入口や人間や他の動物や猫の通り道、新しく購入したものや家具などにされてしまうことが多いです。

 

猫がご飯を食べる時の食器の近くや寝床など自分の匂いが十分についた場所にはしない、と言われています。

 

 

家の中でもスプレーをしてしまう理由

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安心出来る自分のテリトリーであるはずなのに、家の中でもスプレーをしてしまうのには、猫なりの理由があるようです。

 

不安や強いストレスが原因のこともあれば、新入りの猫が来た、知らない人間が来た、家具やトイレが新しくなった、家族構成が変わった、飼い主が忙しい、留守が多くて構ってくれない、などがあげられます。

 

 

スプレーを防止するには

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猫のスプレーを防止するには、去勢・避妊手術をすれば90%は解決すると言われていますが、稀に手術をしてもスプレーをすることがあります。

 

その場合は、スプレーをされそうな場所にビニールシートや粘着テープを貼ったり、猫のご飯を置くなどして防止しましょう。

 

猫は自分が知らない匂いに反応してしまうので、なるべく強い匂いがするものを避け、猫にストレスが溜まらないように気をつけてあげましょう。

 

 

スプレー以外のマーキング

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猫が部屋の中や人間の足に「スリスリ」するのもマーキングのひとつです。

 

飼い主が外出から帰ってきた時に頭をこすりつけたりするのも、自分とは違う匂いがする飼い主さんに自分の匂いをこすりつけているのです。

 

 

爪とぎもマーキングのひとつで、外の猫は木などで爪をとぐことで自分の印と匂いをつけますが、家の中の猫はキャットタワーやダンボール製の爪とぎに自分の匂いをつけています。

 

壁や家具、カーペットなどで爪とぎをしてしまうのも、爪の引っかかり具合がちょうど良いということもありますが、マーキングで自分の縄張りであることを示すためとも言われています。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

家で飼っている猫にも縄張り意識があり、普段の行動でマーキングしているのです。

 

 

家の中でスプレーしてしまう猫がいる場合はとても大変ですが、叱ってしまうと逆効果になります。

 

スプレーされた場所をすぐに拭き取り、尿の臭いが完全に消えるよう消臭剤などで徹底的に掃除をしましょう。

 

 

今は猫のマーキング防止スプレーなども販売されています。

 

猫を叱らず上手に防止して、猫の縄張り意識を守ってあげてくださいね。

 

 

 

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