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【徹底解説】猫が高いところや狭いところが好きな理由!

読了までの目安時間:約 6分

高い所狭い所好きな猫

 

 

猫を飼っていると、タンスや本棚の上に猫がいることがよくありますよね。

 

そうかと思うと、飼い主のバッグの中に忍び込んでいたり、出掛けようと玄関に行ったらブーツの中に猫がみっちり詰まっていたりもします。

 

猫をたくさん飼っているお家だと、宅配便の段ボールに我先にと潜り込む光景もよく見られますね。

 

 

猫はなぜ、高いところや狭いところがあんなに好きなのでしょうか?

 

ここでは猫への理解を深めるべく、猫が高いところや狭いところが好きな理由について、詳しくお伝えしたいと思います。

 

猫の行動の理由を知ることで、今までとは違った視点で見ることができるかもしれません。

 

猫好きなあなたは、ぜひご覧ください。

 

 

猫が高いところが好きな理由

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★高いところは狩りに便利で安全

猫が高いところを好む理由は、野生での猫の立場や環境に関係があります。

 

猫は獲物を狩ることで餌を確保します。

 

ですが、猫の祖先が暮らしていたのは草原や藪だったので、地面にいると視界が悪く、獲物となるネズミや小鳥がいても草に隠れてしまって見えません。

 

 

しかし、木の上など高いところに登れば見晴らしがよいので、どこに獲物がいるかがよく見えます

 

また、猫は大型肉食獣に捕食される立場でもあります。

 

周囲を警戒しやすく、外敵が追って来にくい高い場所は、猫にとって安全な場所でもあるのです。

 

 

★高いところは危なくないの?

人間にとっては、高いところは落下事故が起きやすい危険な場所でもあります。

 

ですが猫は平衡感覚が非常に優れているため、高いところでも地面にいるときと同じように動くことができます。

 

着地できないほど高い場所でない限りは、猫にとっては地面にいるよりも安全なのです。

 

 

猫の平衡感覚が優れていることを示すのに、こんな話があります。

 

人間や犬は、車酔いしやすい個体もいますが、車酔いをする猫はいないそうです。

 

 

車酔いのメカニズムは、平衡感覚を司る三半規管と前庭器官が受けた刺激と、目など他の感覚器官で得た情報を、脳が上手く統合できないことで車酔いを起こします。

 

 

猫が車酔いをしないのは三半規管や前庭器官が非常に発達していること、優れた平衡感覚を持っていることを示しています。

 

 

★高いところにいると偉くなれる?

猫が高いところを好むのには、もう一つ理由があります。

 

猫の社会では、より高いところにいる猫が優位とされているからです。

 

動物にとって、「優位であること=生き延びられる可能性が高くなること」なので、猫は他の猫より高いところにいると安心するのです。

 

 

猫が狭いところが好きな理由

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猫が狭いところを好むのも、野生時代の本能の名残です。

 

高いところから獲物を発見して、首尾よく狩りを済ませた猫は、他の動物に獲物を奪われない場所に隠れて食事をしなければなりません。

 

 

そのため、野生の猫は取った獲物を、狭い穴の中に持ち込んで食べていたと考えられています。

 

狭い穴の中なら、穴の外にさえ注意していれば、それ以外の方向は壁が守ってくれるので外敵に襲われることなく、獲物を奪われることもないので安心して食事ができます。

 

 

また、狭い物陰に隠れるのは、獲物を待ち伏せするのにも適していますし、怪我や病気で弱っているときも、自分しか入れない狭い場所なら外敵に襲われる心配がないので安心して休めます。

 

 

おもしろいのは、ペットとして飼われている現代の猫達も、狭いところに潜って寝るときに、必ず出口に顔を向けて寝ていることです。

 

これは野生で暮らしていた猫が、安全のために狭い場所で過ごす際、敵が来たらすぐに逃げられるように出口に顔を向けて外を見張っていたためです。

 

 

猫が段ボール箱やブーツの中などにぎゅう詰めになって寝ていたら、顔を外に向けているかチェックしてみてくださいね。

 

 

 

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