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あなたは知ってる?猫が寝るときの姿勢でわかる10の気持ち

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猫の寝る時の姿勢気持ち

 

 

猫を飼っているとときどき、「そんな狭いところで寝て苦しくないの?」とビックリするような変な場所に挟まって寝ていたり、だらしなくお腹を出して伸びて寝ていて、「うちの子は猫として、これでいいのだろうか…」と思うことがありますよね。

 

 

この他にも、猫が寝るときの姿勢にはさまざまなバリエーションがありますが、猫は無意味に寝相を決めているわけではありません。

 

猫の寝相を観察することで、猫の心理状態や暑がっている・寒がっていると言うことまで知ることができます。

 

 

ここでは寝相別に、猫の心理状態を解説します。

 

猫のことをもっとよく知りたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

猫の寝相でわかること

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丸まって寝る、仰向けでバンザイして寝るなど、猫の寝相にもさまざまなバリエーションがあります。

 

猫はリラックス度や暑い・寒いで寝るときの姿勢が変わるので、寝方を見ると安心しているか、気温は快適かを知ることができます。

 

 

★お腹を見せて寝る

猫が仰向けになってお腹丸出しで寝ているときは、安心しきっているときです。

 

動物にとって、肋骨に守られていないお腹は急所で、外敵に咬み付かれたらひとたまりもありません。

 

そのお腹を見せて寝ていると言うことは、「今、外敵に襲われることはない」と猫が心底安心している証拠です。

 

 

安全な状況のときは、暑さをしのぐためにこの姿勢で寝ていることもあります。

 

気温が快適な温度のときは、横向きに寝そべることが多いですが、こちらも安心しているのでお腹が出てしまいます。

 

 

★香箱座り(こうばこずわり)で寝る

完全には横たわらず、四肢を折りたたんで座って寝ます。

 

前足はコンパクトに折りたたみ、胸の下にしまっています。

 

窓辺で日光浴をしているときなどによく見られる寝方です。

 

 

この姿勢はお腹こそ見せていないものの、足を胸の下に畳んでいるので、とっさのときにすぐに立ち上がることができません。

 

そのため、この寝方も猫がくつろいでいるときに限って見られます。

 

また、完全にリラックスしていても、肌寒いときは香箱座りで寝ることが多いようです。

 

 

★前足を地面に付けたまま座って寝る

香箱座りは前足を胸の下にしまい込みますが、こちらは前足の足裏を地面に付けたまま座って寝ます。

 

この姿勢なら膝の関節を伸ばせばすぐに立ち上がって動くことができるので、周囲を警戒しているときは、この寝方になります。

 

 

外で昼寝をしている猫などは、この姿勢で寝ている姿をよく見掛けます。

 

また、家の中でも来客時など警戒心が働いているときは、この寝方をすることが多いです。

 

気温は適温か、少し肌寒いときです。

 

犬の「伏せ」の姿勢で、頭を上げたまま寝ていることもあります。

 

 

★前足で目を隠して寝る

眩しいときは、前足で目を隠して寝ます。

 

猫はもともと、穴の中など暗い場所で眠る動物ですが、暗くて快適な寝場所が見付からないときは、目を隠すことで光を遮って寝ます。

 

 

また、眩しくない場所まで移動するのが面倒臭いので、その場で目を隠して寝てしまうこともあります。

 

他にも、暗くて快適な場所よりも飼い主のそばで寝たくて、眩しいのを我慢しているときもあります。

 

目を隠す以外に、床や枕などに顔を突っ伏して寝ることもあります。

 

 

★体を丸めて寝る

ロールパンのように、体をくるんと丸めて寝ているときは、寒いときと警戒しているときです。

 

この、体を丸める姿勢は、とぐろを巻いた蛇の擬態だと言う説もあります。

 

 

★狭い場所に潜って寝る

小さな段ボールや紙袋に、猫がギチギチに詰まって寝ていた、と言う経験をお持ちの飼い主さんも少なくないかと思います。

 

猫が狭い場所に潜って寝るのは、野生で生活していたときの習性の名残です。

 

 

猫の祖先は草むらや藪の中で生活しており、眠るときは外敵から身を守りやすい木の上や、木の洞(うろ:穴のこと)の中で眠っていました。

 

そのため、狭い場所に潜ると安心する習性が残っていて、家具の隙間や箱の中に潜って遊んでいるうちに、安心して寝てしまいます。

 

 

★飼い主にお尻を向けて寝る

猫と一緒に寝ていたら目の前にお尻があった、と言う経験をお持ちの飼い主さんも多いことでしょう。

 

飼い主と一緒に寝ているときにお尻を向けて寝ていたら、飼い主のことを信頼している証拠です。

 

 

外敵が来たときに、前方からなら逃げたり攻撃したりできますが、背後から襲われたら手も足も出ません。

 

そのため、猫は信頼している相手にしか、お尻を向けて寝ることはしないのです。

 

子猫も母猫にお尻を向けて眠りますし、仲がよい猫同士は、互いのお尻をくっ付けて眠ることがあります。

 

 

そもそも、猫が飼い主の布団に潜り込んで来るのは、暖を取りたいからと言う理由だけではありません。

 

人間の脇の匂いは、母猫の乳首の匂いとよく似ているため、飼い主の脇の匂いを嗅ぎながら安心して眠りたいと言うのも大きな理由です。

 

 

飼い主の脇の匂いのそばで眠ることで、子猫時代のような安心感を得られるので、ついついお尻も向けてしまうのです。

 

 

★2匹以上の猫が同じポーズで並んで寝る

2匹以上の猫が、同じポーズで並んで寝ていることがあります。

 

これは互いの猫が信頼し合っていて、大変仲がよい証拠です。

 

飼い主への依存心が強い猫の場合は、飼い主と同じポーズで寝ていることもあります。

 

 

★寝る場所をころころ変える

さっき窓辺で寝ていたと思った猫が、気が付いたらお風呂場のフタの上で寝ていた、と言うことがよくあります。

 

猫が寝る場所をころころ変えるのは、より快適な場所に移動しているためです。

 

 

寒いときは暖かい場所に、暑いときは涼しい場所に移動するだけでなく、自分の体温変化によっても寝る場所を使い分けています。

 

 

猫は1日の中で朝がもっとも体温が低く、興奮したときなどは体温が上昇します。

 

そのため、気温が同じでも自分の体温によって快適な場所が変わって来るのです。

 

 

★寝る前の足踏み

猫が寝る前に、布団に前足で足踏みをすることがあります。

 

これは子猫の頃に母乳を飲んでいたときの習性の名残です。

 

子猫は母乳を飲むときに、母乳がよく出るように前足で母猫のお乳をマッサージします。

 

 

大人になった猫も、淋しさや不安を感じるときに、この行動をすることがあります。

 

柔らかい布団をお乳に見立ててマッサージすることで、子猫のときに感じていた安心感を取り戻そうとしているのです。

 

 

猫が何らかのストレスを抱えていないか、あるいは最近飼い主と遊べなくて淋しい思いをしていないか、気に掛けてあげましょう。

 

 

 

 

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