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トイレを掃除したら猫が血便をしていた!原因と考えられる病気とは?

読了までの目安時間:約 6分

2017-01-15_150211

 

 

猫を飼っているとトイレ掃除は毎日の日課だと思いますが、猫のウンチに血が混じっていたり黒っぽいウンチをしていることはありませんか?

 

血便は消化管のどこかに異常があり、ストレスが原因になっている場合もあるようです。

 

 

そこで今回は猫の血便について、原因や考えられる病気などについてご紹介しようと思います。

 

 

猫の血便の原因

猫が食べた物は、食道を通り胃、小腸、大腸に送られ便として排出されますが、その際に消化管のどこかに異常があり出血していると血便として出てきます。

 

血便には便に鮮血が混じっているものと、炭のように黒っぽい便があり、血便の状態によって消化管のどこから出血しているのかが変わってきます。

 

 

便に真っ赤な血が混じっている場合

猫の便に鮮血が混じっているのは、便として排出される直前に血が付いたと考えられるため、大腸か肛門付近で出血している可能性が高いです。

 

鮮血が混じっている場合は、細菌やウイルスの感染、寄生虫などが原因で大腸が炎症を起こしている可能性があります。

 

大腸炎には突然発症する急性と長期間症状が続く慢性があり、急性の場合は誤食や腐敗食、過食など食事が原因で起こることが多く、慢性の場合は甲状腺機能亢進症や炎症性腸疾患、薬剤による潰瘍なども原因となります。

 

血便の他に排便回数の増加やトイレに行っても便が出ない、嘔吐などの症状があります。

 

 

便の表面に血が付いている場合

肛門付近で出血があると、便の表面に血が付着するため血便のように見えることがありますが、これは便秘気味で便が硬いことにより人間で言うところの「切れ痔」のような状態の時です。

 

様子を見る場合は、便を柔らかくするために人間用の顆粒タイプのビオフェルミンをフードに振りかけて与えるか、水分がたくさん摂れるよう缶詰やスープタイプのおやつを与えると良いかもしれません。

 

便秘によって便が硬くなり大腸に傷がついて炎症が起きることで便に血がつくこともあるため、気になる場合は病院に連れて行きましょう。

 

 

便が黒っぽい

普段と違い、便が全体的に黒っぽい場合も血便の可能性があります。

 

肛門から遠い食道や胃、小腸にかけて出血している場合、腸内を時間をかけて進むうちに血液が消化されて黒く変色するため黒っぽく見える血便が出ます。

 

別名「タール便」とも呼ばれます。

 

 

小腸に出来る腫瘍やパルボウイルスが原因となる猫汎白血球減少症、誤食による中毒や胃潰瘍など胃が炎症を起こしている可能性もあります。

 

 

ストレスによる胃炎や腸炎の場合も

猫がストレスによって胃炎や腸炎になっている場合は、ストレスと感じている要因がなくなれば軽い場合はすぐに治ることもあります。

 

 

猫は環境の変化でストレスを感じることが一番多いです。

 

引っ越しや模様替え、家族が増える、猫など他の動物が増えるなど飼い主さんに思いあたることがある場合は、引っ越し先で以前から使っていた家具や猫専用の物を配置したり、他の動物が増える場合には最初は別々の部屋で過ごしながら少しずつ慣れさせていくなど、猫が感じるストレスをなくしてあげるようにしましょう。

 

 

病院に便を持って行く

原因がストレスによる軽いものや、肛門付近からの出血の場合はすぐに治ることも多いため様子見で問題ない場合もありますが、病気の場合は緊急性が高いこともあるため、下痢や軟便に血が混じっていたり、血便以外の症状がある場合はすぐに病院に連れて行きましょう。

 

なぜ血便が出ているのかを調べるには便の検査が必要なので、排便してから時間が経っていない便を空気に触れないよう、密封された状態で病院に持っていくようにしましょう。

 

 

いかがでしたか?

 

猫が血便をしたらストレスや病気の可能性があります。

 

猫は痛みを我慢してしまう生き物なので、早めに原因を特定して適切な処置をしてあげてください。

 

 

 

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