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危険!?猫の涙の量が多かったら病気のサインかも・・・

読了までの目安時間:約 6分

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猫の目に涙が溢れていたら「何か悲しいことがあって泣いているの?」と、つい思っていまいますよね。

 

でも猫は人間のように感情の高まりによって涙を流すことはなく、病気などの原因があって涙の量が多くなっているのです。

 

ゴミや異物が目に入ってしまったことが原因の場合や角膜炎など目の病気の場合、顔の骨格が原因で涙を多く流す品種がいるなど理由はさまざまです。

 

 

そこで今回は猫の涙の量が多いときに考えられる病気や症状などについてまとめてみました。

 

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猫の流涙症

猫の涙の量が多い場合にまず考えられるのが、猫の流涙症です。

 

流涙症は涙が目からあふれてまぶたの外に流れ落ちている状態のことで、涙小管や鼻涙管という涙を排出する器官が狭くなっていることが原因の場合と、結膜炎や角膜炎など目の炎症が原因で涙の分泌量が増えている場合とがあります。

 

 

涙の産生量が正常でも、排出する器官に問題があると排出しきれなかった涙が目頭に溜まりますが、この場合は鼻炎や副鼻腔炎による鼻涙管への圧迫や涙小管の炎症、排水する穴が先天的に閉じてしまっている場合に起こります。

 

 

涙の過剰分泌は、ゴミや毛など目に異物が入ったり、眼瞼内反症による眼球への刺激や結膜炎、眼瞼炎などの目の炎症により涙の産生量が異常に多くなり、涙の排水システムは正常でも涙が異常に多いことで排出しきれなかった涙が目頭に溜まることで起こります。

 

 

治療は涙を過剰に分泌させるような刺激物質を猫の周囲から除去し、流涙症の原因となる基礎疾患の治療をすることになりますが、涙小管や鼻涙管の中を洗浄したり拡張させる処置をする場合もあります。

 

 

猫の角膜炎

猫の角膜炎はホコリやゴミなどが目に入ったり、目を強くこするなどして角膜が物理的に刺激されたり、細菌やウイルス、真菌などに感染することで角膜に炎症が起きてしまう病気です。

 

猫同士のケンカや事故などによって角膜に傷がついたり、結膜炎の炎症や眼瞼内反症などまぶたの異常が原因で角膜炎になることもあります。

 

 

角膜の表面のみに炎症がある場合を「非潰瘍性角膜炎」と呼び、猫ウイルス性鼻気管炎とヘルペスウイルスが原因の実質性角膜炎、ペルシャやヒマラヤンなどに良く見られる角膜分離症とも呼ばれる分離性角膜炎、角膜の外側に腫瘤が見られる好酸球性角膜炎の3つ分けられます。

 

また、上皮以下にも損傷がある場合を「潰瘍性角膜炎」と呼び、角膜の上皮が欠損した状態を表層性角膜潰瘍、角膜全体に損傷がある場合を深層性角膜潰瘍と呼びます。

 

 

角膜炎になると激しい痛みを伴うことが多く、前足でしきりに目をこすろうとしたり、床や壁などに目をこすりつけようとする仕草が見られ、角膜が白く濁り涙が多く見られます。

 

 

治療は非潰瘍性も潰瘍性も、失明をするなど重症な場合以外は二次感染を防ぐための抗生物質の投与、炎症の悪化を防ぐための抗炎症剤の投与、場合によっては医療用コンタクトレンズの着用などもあり、失明の危険性があり生活に支障が出ている場合は角膜の切除や角膜移植など、外科手術が行われることもあります。

 

 

品種によって涙の量が多い?

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ペルシャやヒマラヤン、バーミーズ、エキゾチックショートヘアやスコティッシュフォールドのような鼻ぺちゃな品種は顔の骨格が鼻涙管を押しつぶしてしまうため涙が詰まりやすいと言われています。

 

流涙症にもなりやすいので、目の下がいつも濡れている、涙が流れた跡が赤茶色に変色している、まばたきの回数が増える、目をこする、まぶしそうにしている、などの症状がある場合は念のため病院で診てもらった方が安心です。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

猫の涙の量が多い時は何らかの病気になっている可能性があります。

 

 

また、目の不調の場合、猫が前足でこすってしまったり後ろ足で引っ掻いてしまうことで症状が悪化することがあります。

 

エリザベスカラーを使用するなど猫が患部を触らないように気をつけてあげましょう。

 

 

 

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