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危険?猫のおしっこに血が混ざっている!尿が赤い時に考えられる3つのこと

読了までの目安時間:約 6分

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猫も人間同様、尿の異常によって病気が発見されることがよくあります。

 

特に尿が赤いとすぐに血尿を疑ってしまいますが、実はそれだけではなく、赤い尿が出るのにはいろいろな理由が考えられると言われています。

 

 

今回は『なぜ赤い尿が出るのか?』その理由や血尿が出た場合に考えられる病気などについてまとめてみました。

 

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赤い尿の原因

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猫の尿が赤いとすぐに血尿だと思う飼い主さんが多いと思いますが、実際には大きく分けて赤血球尿(血尿)と、血色素尿ミオグロビン尿のいずれかが考えられます。

 

★赤血球尿(出血による血尿)

尿に血液が混ざっている場合は腎臓や尿管、膀胱、尿道や雄の場合は前立腺などからの出血、雌の場合は子宮や膣から出血している場合もあります。

 

出血の原因は、尿路結石、腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎、腫瘍、前立腺炎、外傷などです。

 

★血色素尿

体の中で短い時間に大量の赤血球が破壊されることで、肝臓や脾臓での処理が出来ずに赤い色素が尿の中に排泄されることが原因で起こります。

 

溶血の原因はタマネギ中毒、フィラリア症、薬物や毒物などです。

 

★ミオグロビン尿

筋肉の細胞が破壊される事で筋肉内のミオグロビンという蛋白が血液の中から尿の中に排泄されることが原因と言われており、急性筋炎や過剰な運動、長時間の発作などにより起こります。

 

 

血尿の症状と治療

猫の尿に血が混ざっている場合は、上記にあげた通りさまざまな病気が考えられるため他の症状が伴っていることが多いです。

 

尿路結石など猫下部尿路疾患の場合はトイレの回数が異常に増えたり1回のおしっこの量が少ない、尿の中に結晶がありキラキラ光って見える、などで腎盂腎炎や前立腺炎の場合は食欲不振、発熱、元気がない、尿の臭いが強くなる、などの症状があります。

 

治療は尿路結石は手術で石を取り去る場合もありますが、ほとんどが投薬治療となり、腎盂腎炎や前立腺炎の場合は抗生物質の投与がメインになります。

 

 

血色素尿の症状と治療

血色素尿になると赤血球が破壊されるため貧血状態になるため、溶血性貧血とも呼ばれます。

 

溶血性貧血の症状は、食欲不振、元気がない、運動しない、呼吸が早い、呼吸困難、脾臓や肝臓の腫れ、黄疸などです。

 

 

治療方法は内科治療や輸血、手術での脾臓摘出などですが、まずは溶血を起こした原因を除去することが大切です。

 

とくに猫がタマネギや毒になるものを誤飲・誤食しないように十分に気をつけるようにしましょう。

 

 

ミオグロビン尿の症状と治療

ミオグロビンは赤血球中に存在するヘモグロビンと類似した鉄を含む物質で筋肉の中にあるため、外傷によって起こる場合が多いので原因となる怪我の治療が必要となります。

 

その他、熱中症やインフルエンザ等でもミオグロビン尿の症状があらわれることがあり、熱中症の場合はぐったりしている、呼吸が荒い、嘔吐、下痢や血便などの症状があり、インフルエンザの場合はくしゃみ、咳、鼻水やよだれ、目やにや結膜炎の症状などが出ます。

 

いずれも点滴や投薬での治療になりますが、熱中症が疑われる場合は病院に行く前の応急処置として風通しの良い場所に連れて行き、濡らしたタオルで体を冷やしたり霧吹きで水をかけるなどして体を冷やしすぎないよう体温を下げてあげるようにしましょう。

 

また、猫のインフルエンザは感染症なのでワクチン接種を受けていれば予防することが出来ます。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

猫のおしっこが赤くなっている場合、病気による血尿だけでなくいろいろな原因があることがわかりました。

 

猫の尿の異常を発見するのは難しいため、日頃から猫を良く観察するようにしましょう。

 

 

 

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