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折れ耳猫は要注意!外耳炎になりやすい猫の種類と日常的な予防法

読了までの目安時間:約 7分

猫の外耳炎

 

 

猫の耳の病気で多いのが外耳炎です。

 

外耳炎は耳介から鼓膜の間に炎症が起きて痒みや痛みが出る病気です。

 

悪化すると中耳炎や内耳炎に進行し顔面麻痺や平行障害などを引き起こす可能性もあるため侮れない病気のひとつですが、外耳炎には折れ耳など耳に特徴のある猫がかかりやすいと言われているのをご存知でしょうか?

 

 

そこで今回は外耳炎になりやすい猫の種類や予防法などについてまとめてみました。

 

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外耳炎とは

猫の外耳炎は外耳道に炎症が起こり、外耳道や耳介の周囲が赤く腫れるため発症すると飼い主さんが気づきやすい病気です。

 

猫の耳に原因によって異なる耳垢がたまり、腐臭や甘酸っぱい悪臭がしたり膿が混じった耳だれが出ることもあります。

 

 

発症するとひどい痒みが出るため、耳を家具やカーペットなどにこすりつける、頭を振る、後ろ足で耳を引っ掻くなどの仕草をするようになります。

 

外耳炎は慢性化することも多く、外耳道が腫れてふさがったり耳だれを放置することで耳血腫になったり中耳炎や内耳炎に進行する可能性もあるため、早めの処置が必要になります。

 

 

外耳炎の原因

外耳炎はアレルギーや耳ダニの寄生、異物の侵入、真菌や細菌の感染などいろいろな理由で発症します。

 

    • 耳道に被毛が生えている
    • シャンプー後の拭き取りが足りない
    • 耳掃除の仕方が不適切
    • 湿度の高い環境での飼育
    • アトピー性皮膚炎や食物アレルギー
    • 寄生虫感染(ミミヒセンダニ、毛包虫)
    • 細菌感染、真菌感染
    • 耳の中に異物(草の種など)が入っている

 

 

このほかにも「耳が垂れていること」や「耳の内部構造が複雑」だと外耳炎の原因になる場合があります。

 

 

外耳炎になりやすい猫とは

外耳炎になりやすいのはスコティッシュフォールドのように耳が垂れている猫や、アメリカンカールのように反った耳により複雑な内部構造の猫です。

 

 

★スコティッシュフォールド

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甘えん坊で人懐っこい性格が人気で、飼いたい猫ランキングでも常に上位にいるスコティッシュフォールド。

 

耳が内側に垂れているのが可愛いと言われていますが、折れ耳や垂れ耳は湿気が溜まりやすく耳の病気になる確率が高いため、耳垢が溜まっていたり炎症が起きていないか、耳の内側を毎日チェックすることが必要になります。

 

スコティッシュフォールドと掛け合わされた垂れ耳のマンチカンも、同じ理由で外耳炎になりやすいと言われています。

 

 

★アメリカンカール

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アメリカンカールは1981年にアメリカで発見された猫がルーツと言われており、外側にカールした耳が特徴的な猫です。

 

性格は明るく知能も高いためしつけがしやすい猫ですが、猫の中で唯一耳が固い品種で耳の中も固いため、傷がつきやすかったり耳の内部が複雑な構造のため耳垢が溜まりやすい傾向があります。

 

中には耳の骨の形成がぐちゃぐちゃで病院の器具が入らない猫もいると言われ、その場合は耳の中の骨を切る手術をして風通しを良くする場合もあるそうです。

 

 

外耳炎を予防するには

外耳炎予防には耳掃除をするのが一番です。

 

耳掃除は市販の耳用洗浄液を使用します。

 

コットンに洗浄液をしみ込ませ、耳介の内側から耳の入口をきれいに拭きます。

 

耳介のヒダの間、耳の周りの被毛に汚れがついている場合もあるのでそれらもきれいに拭き取りましょう。

 

猫を褒めながら優しく行なうのがコツです。

 

 

次に、耳の奥が見えるよう、耳介を引きあげて耳の中に洗浄液を流し込みます。

 

一気に入れると猫が驚いてしまうので少しずつゆっくりと流し込んでください。耳たぶを引き上げて耳の穴に洗浄液を溜めた状態で耳の付け根をクチュクチュと音がするまでマッサージし、奥の汚れが浮き上がってきたらティッシュなどで洗浄液ごと吸い取りましょう。

 

これを汚れが浮いてこなくなるまで繰り返し行ないます。耳の奥に洗浄液が残ってしまっても、猫が頭を振って外に出すので問題ありません。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

スコティッスフォールドもアメリカンカールも見た目は可愛いですが、その可愛い耳の構造のせいで外耳炎になりやすいようです。

 

飼い主さんが上手に耳掃除を出来ない場合は動物病院で定期的に耳掃除をしてもらうと良いと思います。

 

 

 

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