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猫の耳の中が臭い時に考えられる病気は?【外耳炎や中耳炎の原因・対処法】

読了までの目安時間:約 8分

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猫の耳が臭いことはありませんか?

 

 

その原因は真菌は細菌、耳ダニなどにより大量の耳垢が溜まっていたり、耳じたいが化膿してしまっている可能性があります。

 

耳が臭い以外にも後ろ足で何度も耳を掻いたり、地面や壁などに耳をこすりつけていたら外耳炎や中耳炎になっているかもしれません。

 

 

今回は猫の耳が臭い場合に考えられる病気や予防法などについてまとめてみました。

 

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猫の耳が臭い原因とは?

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猫の耳が臭いときは耳の病気になっている可能性があります。

 

耳の皮膚が赤くなっていたり耳垢の量が多いなど見た目にも耳に異変がある場合は外耳炎の可能性があり、足で耳を何度も掻いたり壁や地面に耳をこすりつける仕草をします。

 

呼んでも気付かないなど音への反応が悪かったり、まっすぐ歩けない、耳を傾けてぐるぐる回るなどの症状がある場合は中耳炎や内耳炎の可能性があり、黒くて乾いた耳垢が溜まっている場合は耳ダニに感染している可能性があります。

 

 

耳垢の状態で原因が異なる?

猫は耳垢の状態によって原因やどんな病気かが変わってきます。

 

 

★黒くて油っぽい耳垢

黒色のベタっとした油っぽい耳垢が出ている場合は、真菌感染している可能性があります。

 

生臭いのが特徴で外耳道が赤く腫れて痒くなり、真菌が大量に繁殖することで外耳炎になる可能性があります。

 

 

★黄色や薄緑色の耳垢

黄色や薄緑色で膿のような耳垢が出ている場合は、細菌感染している可能性があります。

 

鼻がツンとするような悪臭を伴い、大量に繁殖すると外耳炎などの病気になる可能性があります。

 

 

★乾燥した黒い耳垢

ぱさついて黒色の耳垢が大量に出ている場合は、耳ダニに感染している可能性があります。

 

痒みがあり激しく引っ掻いてしまうため、外傷から細菌に二次感染する可能性があります。

 

 

猫の外耳炎

外耳炎になると、外耳道や耳介の周囲が赤く腫れて炎症が起こります。

 

痒みがひどいため、頭を振ったり耳を壁や家具などにこすりつけたり後ろ足で引っ掻いたりする仕草をするようになります。

 

耳から悪臭がして耳垢が大量に溜まってしまいひどくなると膿が混じった耳だれが出ることもあります。

 

 

原因は真菌や細菌の感染、耳ダニの寄生、異物の侵入、アレルギーなどさまざまで、放置すると中耳炎や内耳炎を併発する可能性があります。

 

治療は耳を洗浄し原因によって抗生物質や抗真菌剤、抗炎症剤などを塗布します。

 

 

猫の中耳炎

中耳炎は外耳炎がひどくなることで発症しやすく、鼓膜の奥にある中耳に炎症が起きて耳に痛みが生じる病気です。

 

頭を振ったり耳を傾ける仕草をするようになり、発熱や強い痛みがあるため元気がなくなり、頭部に触られるのを嫌がるようになります。

 

 

中耳炎がひどくなると中耳の奥にある内耳やその周辺にも炎症が広がり、平衡感覚が失われて不自然な歩き方をしたり、よろけるようになります。

 

顔面の神経が麻痺したり眼振と呼ばれる目の揺れやホルネル症候群などを併発することもあります。

 

 

中耳炎はほとんどの場合外耳炎の悪化や慢性化によって起こりますが、中耳が耳管を通して咽頭の奥に繋がっていることから、咽頭炎が原因で中耳炎になることもあります。

 

治療は原因によって抗生物質や抗真菌薬、抗炎症薬などの投与や場合によっては手術が必要になることもあります。

 

 

外耳炎の原因となる耳ダニ感染症

猫が外耳炎を発症する原因となる耳ダニ感染症は、耳ヒセンダニという0.3mm〜0.4mmほどの小さくて白いダニが猫の外耳道に寄生することで発症します。

 

接触感染するため屋外に出している猫は注意が必要です。

 

 

耳ダニ感染症の治療はダニ駆除剤の投与と外耳道の洗浄や点耳薬の塗布が行われ、多頭飼いの猫が感染した場合は同居するほかの猫にも駆除剤が必要になります。

 

耳ダニ感染症を予防するためには耳ダニに感染している猫との接触を避けることが一番なので、完全室内飼いの場合は心配ないと思いますが、猫を外に出している場合は耳ダニの予防・駆除剤を定期的に投与すると良いと思います。

 

 

耳掃除をすることで予防できる

 

 

猫の耳垢は自然に外に出ることも多いため、ほとんどたまらない猫もいますが、健康状態が悪かったり高齢化によって耳垢がたまりやすくなることもあります。

 

目で確認できるような耳垢や汚れを見つけたらすぐに耳掃除をしてあげましょう。

 

 

耳掃除はカット綿に市販の耳洗浄剤をつけて耳の入口を優しく拭きます。

 

犬・猫用のウエットティッシュを使用しても良いと思いますが、人間用のウエットティッシュはアルコール分が入っていることが多いため使わないようにしてください。

 

 

また、耳の奥まで掃除しようとして綿棒を使ったりすると耳に傷をつけたり汚れを押し込んでしまう可能性があります。

 

飼い主さんが耳掃除する場合は耳の入口あたりだけで十分です。

 

 

いかがでしたか?

 

猫の耳が臭いときは外耳炎や中耳炎などの病気になっている可能性があります。

 

日頃から耳の中を掃除してあげて予防するようにしましょう。

 

 

 

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