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死ぬ場合も!?猫の正常ないびきと病気のいびきの見分け方

読了までの目安時間:約 8分

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猫が寝ている姿は、何とも可愛いものです。

 

ですが、あなたの愛猫は「ガ~!ゴ~!」とおじさんのようないびきをかいていませんか?

 

猫が大きないびきをかいていたら、病気の可能性があるので要注意です。

 

 

ここでは、健康な猫のいびきと病気の猫のいびきの見分け方をご紹介します。

 

いびきに表れる猫の病気についてもご紹介します。

 

記事を読みながら、愛猫がおかしないびきをかいていないか、チェックしてみてくださいね。

 

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正常ないびきと病気のいびき

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★正常ないびき

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猫が「ピーピー」と高音で小さないびきをかいている場合は、正常ないびきなので心配ありません。

 

正常ないびきは、いびきと言うよりも少し大きい寝息と言った感じになります。

 

 

猫が正常ないびきをかく原因は、何らかの理由で鼻腔内部が狭くなっているためです。

 

鼻腔が狭くなる原因には、鼻水や鼻の中のゴミ、鼻ポリープなどの異物です。

 

 

ペルシャやエキゾチックショートヘアなどの鼻ぺちゃタイプの猫種は、もともと鼻腔狭窄の傾向があるため、「ピーピー」と小さないびきをかくことがよくあります。

 

 

★病気のいびき

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猫が「ガ~、ゴ~」と低音の大きないびきをかいていたら、病気のサインである可能性があります。

 

たまのことであれば心配ありませんが、寝ているときにいつも大きないびきをかいていたり、起きているときの呼吸に雑音が混ざっているときは要注意です。

 

 

いびきの原因となる病気には、以下のものが挙げられます。

 

 

●猫風邪

猫風邪とは、以下の感染症の総称です。

 

    • 猫ウイルス性鼻気管炎
    • 猫カリシウイルス感染症
    • 猫鼻気管炎(ヘルペス)ウイルス
    • 猫クラミジア(クラミドフィラ・フェリス感染症)

 

これらの感染症にかかると、鼻の粘膜が炎症を起こして鼻炎になります。

 

また、炎症だけでなく腫れや鼻水などの分泌物が生じると、鼻腔内が狭くなるため、いびきをかきやすくなります。

 

 

外猫の8~9割は猫風邪の原因となるウイルスや細菌に感染しているため、猫を外猫に接触させないよう注意しましょう。

 

 

●軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)

鼻ぺちゃ種の猫によく見られる、先天性の異常です。

 

軟口蓋とは、上あごの奥にある部分で、軟口蓋が長すぎると、呼吸のたびに気道をふさいでしまうことがあり、いびきをかきやすくなります。

 

 

軟口蓋過長症は、いびきの他にも、興奮時に豚のような呼吸音がする、口を開けて息をする、ものが上手く飲み込めないなどの症状が見られます。

 

 

また、食事中にむせる、水を飲んだときに吐いてしまうなどの症状が見られる場合もあります。

 

重症になると呼吸困難によるチアノーゼや失神を引き起こす場合もあります。

 

 

外科手術で余分な軟口蓋を切除することで改善できるので、疑わしい場合は獣医師に相談しましょう。

 

 

●気管虚脱

肺へ空気を送る器官が潰れてしまうことで、上手く呼吸ができなくなる病気です。

 

喘息の人のように、呼吸時に「ヒューヒュー」と笛のような音がしたり、咳をするときに「ゼーゼー」と言う音がします。

 

 

気管虚脱は進行性の病気です。

 

重篤になるとチアノーゼを起こしやすくなり、肺や脳に障害が残ったり、死んでしまう場合もあります。

 

 

気管虚脱の原因は、呼吸器疾患や心疾患です。

 

また、遺伝で先天的に気管の形状に異常が見られる場合もあります。

 

肥満や栄養バランスの偏りも気管虚脱を助長します。

 

 

気管虚脱と間違えやすい病気もあります。

 

    • 逆くしゃみ症候群
    • 軟口蓋過長症
    • 心不全
    • 肺炎
    • 気管支炎
    • 気管炎

 

猫の呼吸や咳がおかしいようなら、早めに動物病院を受診しましょう。

 

 

●肥満

肥満が原因でいびきをかく場合もあります。

 

太っていると、寝ているときに気管を圧迫されやすいため、圧迫された気管が呼吸のたびに摩擦音を生じていびきとなります。

 

また、心臓肥大で気管支が圧迫されているせいで、いびきをかくこともあります。

 

 

猫が大きないびきをかき始めたら、早めに病院へ

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このように、猫が大きないびきをかき始めたら、何らかの病気である可能性が高いです。

 

早めに動物病院を受診しましょう。

 

 

いびきにサインが現れる病気は、放置すると進行してしまう病気や、命に関わる病気も珍しくありません。

 

たかがいびきと侮らず、必ず診察を受けるようにしましょう。

 

 

 

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