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猫の爪とぎの上手なしつけ方と嫌がる猫への爪きり方法!

読了までの目安時間:約 9分

猫の爪きり爪とぎ

 

 

猫を飼っていると避けられない問題のひとつが「猫の爪」に関してではないでしょうか?

 

猫専用の爪とぎを用意しても、気付くといろいろな場所で爪とぎをしてしまい、壁や家具やカーペットをボロボロにされてしまったり、爪を切ろうとしても暴れてしまいおとなしく切らせてくれない、など悩みはつきませんよね。

 

 

そこで、猫の爪の構造からしつけの仕方、爪切りを嫌がる猫の対処法などをまとめてみました。

 

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猫の爪の構造と仕組み

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猫の爪は前足に5本、後ろ足には4本ずつあります。

 

人間とは違い、内側と外側の薄い多層構造になっていて、爪を研ぐと一番外側が剥がれ落ち、尖った形になります。

 

猫の「爪とぎ」とは言っても研ぐのではなく、実際には外側の爪を剥がすためにガリガリと引っ掻くのです。

 

 

猫は前足の爪は自由に出し入れする事が出来ます。

 

普段は指の中に収納されていますが、物を引っかく時など必要な時に爪を出します。

 

そのため、『研ぐ=剥がす』ことで鋭さをキープしています。

 

 

後ろ足は前足ほど完全に収納することは出来ず、前足に比べると少し丸みをおびています。

 

後ろ足は研ぐことが出来ませんが、グルーミングの最中に噛んでひっぱることで外側を剥がしているのです。

 

 

猫が爪とぎをする理由

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猫はもともと肉食で、獲物を捕って生活していました。

 

常に爪を鋭く尖らせておくことで、獲物を押さえ込み確実に捕らえていたのです。

 

 

野生の猫の場合、外には敵も多く襲われることもあり、縄張り争いなどで戦うためにもとても大切な役割を果たしている鋭い爪ですが、飼い猫の場合は爪とぎの時に出る分泌物をこすり付けて、スリスリするのと同じようにマーキングして自分の匂いを付けていると言われています。

 

家の中が自分のテリトリーである飼い猫にとっては爪跡をつけることも「自分だけの場所」ということを示しているとも言われています。

 

 

爪とぎのしつけ

爪とぎ しつけ

 

 

爪とぎは猫にとってはちゃんとした目的があり、本能的な行為なのでやめさせることは出来ません。

 

猫は「研ぎやすい場所で爪を研いでいる」だけで、壁だからダメ、家具だからダメ、という認識は出来ません。

 

猫にとって研ぎやすい場所、というのはちょうど良く引っかかる場所、なのです。

 

猫が壁や家具やカーペットで爪とぎをして一度跡をつけてしまうと、次からも同じ場所で研いでしまう可能性が高いので、すぐに修復してしまいましょう。

 

 

猫専用の爪とぎを用意しても見向きもせず、叱っても壁や家具などで爪とぎしてしまう場合は、その爪とぎを「気に入っていない」という証拠です。

 

ダンボールタイプが好きな猫、カーペットタイプが好きな猫、麻縄が好きな猫、などいろいろと好みがあるので、根気良く、猫が気に入るタイプの爪とぎを与えてみてください。

 

 

猫に「ここが爪を研ぐところ」と教えるには、猫の手を持って爪を研ぐ仕草をして促してみましょう。

 

「またたびの粉」を爪とぎにふりかけるのもひとつの方法です。

 

 

爪とぎのタイミング

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猫をよく観察してみてください。

 

爪を研ぐのは大体いつもパターンがありませんか?

 

 

ご飯の前、遊ぶ前など猫によって違いはありますが、ウォーミングアップするように爪とぎをする猫が多いようです。

 

猫によってはシャンプーやブラッシングなど少し苦手なことをされた後に、ストレス解消のように爪とぎをする子もいます。

 

 

そういった猫の行動をよく観察して、家の中のどこに爪とぎを設置すれば良いかも考えてみましょう。

 

 

猫の爪切りは必要?

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野生の猫に、鋭い爪は必要不可欠ですが、飼い猫は獲物を捕る必要がないため、鋭く長い爪は必要ありません。

 

家の中で人間と過ごす場合は尖った爪で引っ掻かれたり、遊んでいるうちにカーテンやカーペットなどに引っかかって、取れなくなり、爪を折ってしまう危険もあります。

 

また、アレルギーを持っている猫の場合は、自分の耳や目を引っ掻いてしまい、悪化して細菌感染してしまうことも。

 

 

そのため、家の中で生活する猫には少なくとも1ヶ月に1度の爪きりが必要です。

 

爪の伸び方は猫によって差があるため、2週間に1度くらい爪を触ってチェックしてみましょう。

 

 

爪切りを嫌がる猫の対処法

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猫の爪を切る際に、暴れたり隠れてしまったりして苦労している飼い主さんは多いと思います。

 

猫が爪を切るのを嫌がるのは、爪切りが恐い、押さえつけられるのが嫌い、肉球を触られるのが苦手、などいろいろと理由があります。

 

 

一番良いのは、猫が寝ているうちに切ってしまう事ですが、敏感な猫の場合はすぐに目を覚ましてしまうため、1日にすべての爪を切るのは難しいかもしれません。

 

少しの間ならじっとしていられる猫の場合は、1〜2本切ったらご褒美として大好きなオヤツをあげて、翌日また1〜2本切ってご褒美、を繰り返してみてください。

 

爪を切ったらオヤツが貰える、ということを認識すれば、おとなしく切らせるようになることも。

 

 

爪切りを見ただけで暴れる猫の場合は、猫を洗濯ネットに入れてみましょう。

 

網目から出た爪を切ってしまえば案外あっさりと切らせてくれるかもしれません。

 

 

このような方法をすべて試しても切れない場合は、ペットショップや獣医さんに切ってもらいましょう。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

猫に爪を研ぐのをやめさせることは出来ませんが、少し工夫すれば決まった場所で研いでくれるようになると思います。

 

爪切りも、猫が暴れてしまうのは恐怖心からなので、少しずつ慣れさせていきましょう。

 

 

 

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