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猫の目の不思議!瞳孔が大きくなったり目が光るのはなぜ?

読了までの目安時間:約 7分

猫の目について

 

 

皆さんは猫の目にどんな印象を持っていますか?

 

瞳孔が大きくなったり目が光ったり、色の種類もたくさんあって不思議ですよね。

 

飼い猫が昼間と夜で感じが変わって見えるのも、目の中に秘密がありそうです。

 

 

また、猫は嗅覚や聴覚だけでなく視力も良さそう見えますが、実は近眼だったという説も。

 

今回は、そんな猫の目の不思議についてまとめてみました。

 

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猫の目の色

猫の目の色

 

 

猫の目は、虹彩という角膜と水晶体の間にある薄い膜のようなものが大きな割合を占めていて、その虹彩が瞳孔の大きさを調節し網膜に入る光の量を調節しています。

 

いわゆる「猫の目の色」というのは「虹彩の色」を指しています。

 

 

猫の目は大きくわけて5色と言われており、メラニン色素の量により目の色が決まります。

 

色素が多い順にグリーン、ヘーゼル、イエロー、アンバー、カッパーの5色ですが、稀にブルーやレッド、オッドアイと言う左右で瞳の色が違う猫が生まれることもあります。

 

 

また、生後間もない子猫の場合、虹彩に色素が定着していないことやメラニンが不足していることから、一時的に瞳がブルーに見えることがあります。

 

これは「キトンブルー」という現象で、生後2ヶ月くらいから少しずつ本来の瞳の色になっていきます。

 

 

猫の瞳孔

 

 

猫の瞳孔は人間と違って縦に細長く開閉するようになっていて、瞳孔の幅は最大で14ミリ、最小で1ミリとかなり大きく変化します。

 

猫をよく観察していると、時間によって瞳孔の大きさが違うのがわかりますが、外が明るい昼間は細く、夜になるにつれ広くなります。

 

 

また、感情や気分によっても瞳孔の大きさは変わると言われており、興味を持つものや驚いた時などは瞳孔が広がります。

 

猫じゃらしなどのオモチャで遊んでいる時に瞳孔がまん丸に広がるのは、アドレナリンが放出されもっと良く見えるようにしているからです。

 

逆に線のように細い状態は攻撃態勢の時などに多く見られます。

 

 

暗闇で猫の目が光るワケ

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猫の目が暗闇で光るのは、タペタム(輝板)という薄い膜の反射板がついているからです。

 

猫が夜に活動し、暗闇でも問題なく歩けるのもこのタペタムがあるおかげです。

 

全く光がないところでものを見ることは出来ませんが、わずかな光さえあれば、それを自分の力で増やすことが猫には出来るのです。

 

夜や暗いところで猫の瞳孔が広がるのも、光を最大限取り入れようとするためで、逆に明るいところで瞳孔を細くするのは網膜を保護するため、と言われています。

 

 

猫は近眼?

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野生の猫は獲物を捕って生活するため、視力が良いのでは?と思いがちですが、実は猫の視力は人間の10分の1程度しかありません。

 

はっきりと識別出来るのは10メートル先くらいまでで、静止しているものはぼんやりとしか見えないと言われています。

 

猫は夜行性なので暗いところでわずかな光をなるべく多く眼球に取り入れ、水晶体や角膜を大きく発達させたため屈折率が大きくなり、近視傾向になってしまったのです。

 

 

しかし、この視力が獲物を追いかけている時にちょうど良い位置になるため、ハンティングの成功率をあげるために「敢えて近視になった」という説もあります。

 

 

猫の動体視力

静止しているものを見る時は近視傾向にある猫ですが、動いているものを認識する能力「動体視力」はとても良いと言われています。

 

だいたい1秒間に25〜60度ほど動いているときに最大限発揮されますが、これは獲物を捕る際にちょうど良いスピートです。

 

 

ただ、ゆっくり動いているものを認識するのは苦手で、静止しているのと同じくらいの視力でしか判別出来ません。

 

猫じゃらしなどで遊んでいる時に、動きが早ければ早いほど反応するのはこのためです。

 

 

猫は色の判別が出来るの?

人間を含め動物が色彩を感じるのは、感光色素を含んだ錐状体と呼ばれる目の細胞だと言われています。

 

錐状体は明るい場所の視力や色を区別する視細胞で、たくさんあるほど明るさに早く対応出来ると言われています。

 

錐状体は明るいところで活動する動物が多く持っていて、猫のように夜行性の動物は錐状体が少ないため、猫が識別出来る色は青や緑、黄色のみで、赤色の識別は出来ないと言われています。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

猫の瞳孔が大きくなるのも目が光るのも「猫が夜行性だから」なんですね。

 

 

猫の可愛い写真を撮りたい時は、少し暗いところでフラッシュをたかずに撮るか、猫じゃらしなどで興味をひくと、瞳孔が広がってまん丸目の可愛い写真が撮れるかもしれません。

 

是非試してみてください!

 

 

 

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