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猫の記憶力は人間の20倍以上!?その驚くべき能力を徹底解説

読了までの目安時間:約 7分

猫の記憶力はどのぐらいなのか

 

 

猫は芸を仕込むのが難しいですし、舌をしまい忘れている姿などを見ると、猫にはあまり記憶力がないように見えるかもしれませんね。

 

ですが、猫は優れた記憶力を持っていて、記憶の内容によっては、人間よりよく覚えていることもあるほどなのです。

 

 

今回は、人間と比較しながら、猫の記憶力がどの程度かについてお伝えします。

 

子猫のときの記憶がいつからあるか、離れて暮らす飼い主をいつまで覚えていられるかなど、愛猫家が気になる情報満載でお届けします。

 

猫好きな人は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

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猫の短期記憶力は人間より優れている

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記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」があります。

 

短期記憶とは持続期間が数十秒~数ヶ月程度だけ保持される記憶のことです。

 

聞いた電話番号をメモに取るまでの数十秒だけ覚えていて、あとは忘れてしまうなどが短期記憶に当たります。

 

 

猫の記憶力は、短期記憶に関しては人間の20倍以上も長い時間保持できることが分かっています。

 

人間の短期記憶の保持時間は、平均30秒と言われています。

 

一方、2007年に行われた実験で、猫の短期記憶は10分以上保持できることが証明されています。

 

 

今さっき起こったことについては、人間よりも猫の方がよく覚えているようです。

 

 

猫には長期記憶もある

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長期記憶とは、数時間から一生に渡って覚えている記憶のことです。

 

短期記憶された情報のほとんどは時間とともに忘れてしまいますが、一部は長期記憶として脳に残ります。

 

 

長期記憶として脳に定着しやすいのは、何度もくり返し得た情報と、印象的な物事です。

 

猫の場合なら、何度も缶詰を開ける音を聞くうちに「あれはごはんの音だ!」と覚えますし、怖い人にぶたれたことは印象的なのでずっと覚えています。

 

 

猫にとっての印象的な物事とは、すなわち自分の生命に直結する物事です。

 

いつも美味しい餌をくれる人は、自分の生命維持に大切なので印象的ですし、強く叩かれるのは生命の危険を感じるので印象的です。

 

 

猫の記憶力がよいことは、トラウマを抱えやすいと言うことでもあるので、気を付けたいところです。

 

一度いじめられた人のことはずっと怖がりますし、餌を食べた後に体調を崩すと、ずっとその食べ物が嫌いになってしまうこともあります。

 

 

さらに、猫は原因と結果の因果関係を正しく認識する能力が低いので、本当は別の原因で悪いことが起きたのに、誤解して関係ないものを嫌いになってしまうこともあります。

 

 

鶏肉を食べた後にお腹が痛くなったら、鶏肉は傷んでなくて別の原因でお腹が痛くなったのに、「鶏肉を食べたらお腹が痛くなったから、もう鶏肉は食べない」と思ってしまうのです。

 

 

子猫のときの記憶はいつからある?

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猫は生後2~7週を社会化期と言って、猫社会のルールや獲物の捕り方など、猫として生きて行く上で必要なことを学ぶ時期になります。

 

猫は、主に社会化期に学んだことを使って生涯を過ごすので、少なくとも生後2週頃からの記憶は残っていることになります。

 

 

猫の生後2週は、人間の生後3ヶ月に当たります。

 

人間の幼少期の最初の記憶は、平均して3~4歳頃のものが多く、生後3ヶ月のときのことを覚えているという人はほとんどいません。

 

小さいときのことは、猫の方が早くから覚えているのですね。

 

 

猫は長く離れていても飼い主を覚えている?

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猫が離れて暮らす飼い主を覚えていられる期間は、個体差もありますが数ヶ月~2年程度と言われています。

 

中には、3年会わなかった飼い主を覚えていた猫もいます。

 

 

猫が飼い主を覚えていられる期間は、猫の記憶力だけでなく、飼い主とどのように過ごしていたかによっても変わって来ます。

 

 

毎日餌をくれたり一緒に遊んでくれた飼い主のことは長く覚えていられますが、「一緒に住んでいたときもたまにしか帰って来ない飼い主だった」「遊んでくれるのはいつも飼い主の家族だった」など、猫との関係があまり親密でなかった場合は、飼い主のことをあまり長く覚えていられないようです。

 

 

また、久しぶりに会った飼い主のことを覚えていても、そっけない態度を取る猫も多いです。

 

これは、長い間顔を見せてくれなかったことに対して拗ねているからです。

 

 

それだけ、猫は飼い主を大切に思う生き物だと言うことなので、何らかの事情で離れて暮らさなければならない状況になったときは、ときどき顔を見せに行ってあげるようにしましょう。

 

 

 

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猫の身体のしくみ

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