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知っておけば完璧!猫の発情を見分ける発情サインとは?

読了までの目安時間:約 8分

猫の発情サイン

 

 

猫の繁殖を考えるなら、猫の発情サインについても知っておきましょう。

 

また、初めて猫を飼う人だと、発情行動を病気の症状だと思い込んで不安になってしまうこともあるでしょう。

 

猫の発情サインには色々なものがあり、オスとメスでも異なります。

 

今回は、猫が発情しているかどうかを見分けるために、猫の発情サインについてお伝えします。

 

 

なお、「発情」と言う言葉は正確にはメスにだけ使うもので、オスに対しては「繁殖期の行動」などと表現するのが適切です。

 

しかし、オス猫の繁殖期について調べたい人も「発情」で検索する人が多いことが予想されるため、ここでは敢えてオス猫についても「発情」と表現しています。

 

 

オス猫の発情サイン

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オス猫は生後3ヶ月を過ぎた頃から、性成熟の準備が始まり、陰茎が発育します。

 

交尾の予行練習として、他の猫に乗り掛かって腰を振るマウンティング行動や、他の猫のうなじに咬み付くなどの行動も見られますが、まだ発情期ではありません。

 

 

オス猫が性成熟を迎えるのは、生後5~6ヶ月を過ぎた頃です。

 

1回目の発情期を迎える時期には個体差がありますが、生後9~12ヶ月頃のことが多いです。

 

季節はメス猫の発情期に準じます。

 

 

発情期のオス猫は興奮しやすく、攻撃的になります。

 

発情したオス同士をはじめ、他の猫とケンカすることが多くなります。発情中のオス猫に見られる行動には他に、以下のものがあります。

 

    • 独特の大きな声で鳴き続ける
    • 落ち着きがなくなり、メスを求めて外に出たがる
    • 壁や柱に尿を吹き付けてマーキングする(スプレー行為)

 

 

オス猫の発情期の行動はスプレーがよく知られていますが、スプレー行為が見られないオス猫もいます。

 

ですが、普段に比べて気性が荒くなるなど性格面の変化があるので、普段お世話をしている飼い主なら「発情期かも?」と分かると思います。

 

 

また、発情期のオス猫の尿は普段よりも臭いが強くなるので、トイレの掃除のときは臭いの変化がないか注意してみましょう。

 

 

完全室内飼いの猫でも、メスを求めて外に出たがるようになります。

 

玄関のドアを開けるときなどは、猫が飛び出してしまわないよう気を付けましょう。

 

 

★粗相とスプレー行為の見分け方

猫が排尿するときは通常、座って下方向に排尿します。

 

ですが、スプレー行為は臭いによるマーキングを目的とするため、立ったまま猫の体と同じくらいの高さを目がけて、後方に排尿します。

 

しっぽがピクピクと動くこともあります。

 

 

通常の排尿とは体勢も尿が付着する高さも全く異なるので、初心者でも一目で判別できます。

 

 

メス猫の発情サイン

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★猫には月経がない

まず、猫には月経がないことを知っておきましょう。

 

猫は交尾による刺激がないと排卵しないため、人間や犬のような定期的な生理出血は見られません。

 

もし、猫の膣から出血が見られる場合は、子宮の病気の可能性があるので早めに動物病院を受診しましょう。

 

 

メス猫が1回目の発情期を迎えるのは、生後5~9ヶ月頃です。

 

季節は日本であれば2~4月、6~8月頃ですが、日照時間が影響するため、寒い地方だともう少し遅くなることもあります。

 

基本的には暖かくて餌が豊富な、子猫の生存に適した時期に繁殖するようになっていますが、冬に発情することもあります。

 

 

また、室内飼いの猫の場合は、1年を通してあまり気温差がない環境で暮らしているため、季節に関係なく発情することがあります。

 

 

★メス猫の発情サイン

発情期のメスは「ロードシス」と呼ばれる、交尾の体勢を取るようになります。

 

ロードシスはオス猫を受け入れるための体勢で、上半身を床に付けてお尻を高く持ち上げます

 

発情期のメス猫の腰や背中を撫でると、この姿勢になるので分かりやすいです。

 

 

遠吠えのような鳴き方も見られます。

 

オスに自分の存在を知らせるため、甲高い大きな声で鳴きます

 

スプレー行為をすることもあります。

 

オス猫の発情期の行動として有名な行動ですが、メス猫にも見られます。

 

 

また、人間に頭や首を執拗に擦り付けて来ます。

 

ただ、これは猫によっては普段からすることもあるので、そう言う猫だと発情サインだと分かりにくいです。

 

横になって、体を床に擦り付けるように転がる「ローリング行動」が見られることもあります。

 

 

このように、メス猫の発情サインも色々ありますが、若いメスの場合は発情サインがほとんどないこともあります。

 

サインが出ていても食欲の減退や興奮など、病気の症状と紛らわしいもので、発情なのか病気なのかを見分けることが困難なケースもあります。

 

 

発情期特有の行動は叱らないで

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発情期の猫のスプレー行為や大きな鳴き声は、飼い主を悩ませます。

 

ですが、発情期特有の行動は本能的なもので、猫にとっては大切なものです。

 

人間を困らせようとしてやっているのではないので、叱らないようにしてあげてください。

 

 

また、メス猫は発情期を迎えても交尾できないことが続くと、子宮の病気になってしまうことがあります。

 

繁殖期の動物にとって、繁殖させてもらえないことは「餌を食べるな」「眠るな」と言われるのと同じことです。

 

 

繁殖を考えていない場合は、避妊・去勢手術を受けさせることも検討してみましょう。

 

 

 

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