猫におやつを与えるメリットは?あげるタイミングと頻度・1回の量を詳しく解説!
猫好きにとって、猫におやつをあげるひとときも楽しいものですよね。
ですが、そもそも猫におやつは必要なものなのでしょうか?
ここでは、猫におやつをあげるメリット、おやつをあげてよいタイミングと頻度、1回のおやつの適量など、猫のおやつについて、詳しく解説します。
猫におすすめのおやつと、猫に与えてはいけないおやつについての情報も掲載しています。
猫のおやつについて疑問がある飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
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猫におやつは必要?
栄養の観点から言えば、猫におやつは必要ありません。
むしろ、おやつをあげすぎる方が問題です。
良質な総合栄養食は、愛猫の年齢と体調に合ったものを選べば、必要な栄養がすべて補えるようになっているので、おやつの与えすぎは肥満や病気の原因になります。
ですが、質と量、頻度さえわきまえていれば、おやつがもたらすメリットもたくさんあります。
美味しいおやつを与えることは猫とのコミュニケーションに役立ちますし、躾のときにも、上手にできたご褒美におやつをあげると、猫が「今のが正解なんだ」と覚えやすくなります。
また、たまにいつものごはんよりも美味しいおやつをもらえることは、猫にとっても楽しみが増えますし、同じフードばかり食べさせるよりも飽き防止にもなります。
猫が嫌がることをした後のご褒美としても、おやつは役立ちます。
長時間の留守番や動物病院、シャンプーなどの後におやつがあると、猫が「嫌だけど、これの後はいつもおやつがもらえるんだ」と思えるようになります。
おやつをあげるタイミングと頻度
おやつをあげる頻度は、2~3日に1回程度が適切です。
多くても1日2回までにし、それ以上はねだられてもあげないようにします。
躾のご褒美として与える場合は1日に何回か与えることになる可能性もあります。
その場合は、うんと小さくちぎって、1回に与える量をごく少量にし、おやつの食べすぎにならないよう調整しましょう。
日常的におやつをあげるなら、食後または食間のタイミングで与えるのがおすすめです。
市販の猫用のおやつは、各メーカーが工夫を凝らした食い付きのよいおやつが色々と売られています。
総合栄養食よりも美味しいので、猫がお腹を空かせているタイミングで与えると、「もっと、もっと」とおやつばかり食べたがるようになってしまいます。
おやつを与えるタイミングは、食後か食間の、猫があまり空腹でないときに与えるのが基本です。
おやつの量
おやつの量は、1日に必要な摂取カロリーの1~2割程度までに抑えます。
そのくらいの量であれば、栄養バランスへの影響が少ないと言われています。
また、おやつをあげるときは、おやつの分のカロリーを食事で減らします。
1回の量は、猫がひと口で食べられる量が適量です。
これは肥満防止だけでなく、猫は1日の食事回数が4回以上になると病気になりやすくなると言う理由もあります。
1回のおやつの量が多すぎると、体が食事1回分にカウントしてしまうので、病気になりやすくなってしまいます。
猫におすすめのおやつ
市販の猫用のおやつを利用するなら、なるべく添加物が少ないおやつを選びましょう。
肉や魚を干したものなど、色々な猫用のおやつが販売されています。
毛玉ケアができる、猫草を配合したおやつもおすすめです。
市販のおやつ以外なら、茹でたササミ肉や白身魚なども与えられます。
いずれも、1回に与えるのはひと口分だけにしましょう。
猫に与えてはいけないおやつ
お菓子など、人間の食べ物は絶対に与えてはいけません。
猫には塩分や糖分が多すぎますし、食品によっては中毒を起こすなど非常に危険なものもあります。
刺身をおやつに与えてよいとする情報もありますが、生の魚介類には猫の体内でビタミンB1を破壊してしまうものもあるので、詳しい知識がない人は避けた方が無難です。
また、添加物が含まれる市販の猫用おやつも、なるべく避けた方が無難です。
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