猫飼い方

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【永久保存版】猫を飼う為に必要な初期費用と一生に掛かる生涯費用は?

読了までの目安時間:約 12分

猫を飼う費用

 

 

猫を迎えたら最後まで責任を持って飼い続けなければなりません。

 

猫を飼っても大丈夫かどうかの重要なチェックポイントの一つは、「自分の経済力で猫を飼い続けられるかどうか」です。

 

家計が苦しくても猫を飼っている人もたくさんいますが、猫が病気や怪我をしたときにお金が足りなくて助けてあげられないのでは猫も可哀想ですし、飼い主としても非常に辛い思いをすることになります。

 

 

ここでは「猫を飼い始めるときに掛かる費用」と、「年間の養育費の金額」「臨時で掛かる費用はいくらくらい用意すればよいか」に分けて、猫を飼い続けるために必要な費用を細かく見ていきましょう。

 

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猫を飼う為に必要な初期費用

猫を飼い始めるときに掛かるおおよその費用の一覧です。

 

項目 金額 備考
健康診断 5,000円 地域や検査内容によって変動
混合ワクチン接種 6,000円 何種類接種するかによって変動
生活用具 6,000円 トイレ 3,000円
猫砂 500円
キャリーケース 5,000円
爪とぎ 1,000円
猫用爪きり(人間用でも代用可) 800円
餌入れ・水入れ 各300円×2個
=600円
玩具 1,000円
合計金額 17,000円

 

 

地価の関係で、ペットの医療費は田舎よりも都会のほうが少し割高な傾向があります。

 

猫の生活用品は、100均の食器や玩具を利用するなど工夫すればもう少し抑えることも可能です。

 

キャリーケースは少し金額が大きいこともあって後回しにしがちですが、ショップやブリーダーのところに猫を受け取りに行く場合は必ず先に用意してください。

 

外で猫を連れて移動するときは、抱きかかえたままだと道路に飛び出すなどの危険があります。

 

 

健康診断とワクチン接種は、内容によって金額が変わります。

 

なお、この表には猫の購入費用は含まれていません。

 

 

★一般的な猫の健康診断

健康診断は飼い始めのときの他に、5歳未満の健康な猫は年に1回、5歳頃からは半年に1回くらいのペースで受けるのが目安です。

 

動物医療は保険診療ではないので、病院によって金額が異なります。

 

下にだいたいの相場金額を記載しますが、事前に病院におおよその見積もりを問い合わせると安心です。

 

 

※必ず受けたほうがよい検査項目

    • 身体検査⇒飼い主への問診、触診、聴診器などによる聴診をします
    • 血液検査⇒甲状腺ホルモンや内臓の異常、猫エイズや猫白血病などのウイルス感染がないかを調べます
    • 尿・糞便検査⇒泌尿器・消化器に異常がないかを調べます

 

上記3つの検査はセットになっている動物病院も多く、5,000円くらいが相場金額になっています。

 

特に問題がなさそうな猫であっても、最低この3つは定期的に検査してもらうと安心です。

 

飼い主が気付きにくい内臓疾患などの早期発見にも繋がるので、必ず受けさせましょう。

 

猫は歳を取ると腎臓の病気や甲状腺の病気にかかりやすいので、血液検査と尿検査は特に重要になります。

 

 

猫の体調によって、この他にオプションの検査が必要になることがあります。

 

オプション検査の費用の目安も見てみましょう。

 

検査項目 検査内容 検査費用
レントゲン検査 呼吸器や心臓などの大きさや形、位置の確認と、異常の有無を調べる 3,000円
超音波検査 レントゲン検査では判断しにくい、臓器内部の状態や腫瘍の有無を調べる 1,500円
心電図検査 心臓の病気を調べる 2,500円
眼科検診 目の異常や病気を調べる 5,000円~
歯科検診 口腔内のチェック・ケア ~15,000円

 

 

猫の一生に掛かるおおよその生涯費用

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★毎年掛かる費用

毎月掛かる費用は「餌と猫砂の購入費用」です。

 

ドライフードとウェットフードを合わせて、子猫で1ヶ月2,000円程度、成猫で1ヶ月4,000円程度の餌代が掛かります。

 

おやつ代も1ヶ月500円程度は見ておくとよいでしょう。

 

猫砂は1ヶ月分で1,000円程度なので、毎月掛かる費用は合計5,500円程度です。

 

その他にも毎年掛かる費用が何項目かあります。

 

 

猫の飼育に必要な年間費用は以下の通りです。

 

項目 費用 備考
生活費 食費 48,000円 1ヶ月4,000円。食事療法が必要な場合はもっと高くなる
おやつ 6,000円 1ヶ月500円
猫砂 紙製の場合
12,000円
1ヶ月1,000円
紙製以外の場合
18,000円
1ヶ月1,500円
爪とぎ 6,000円 1ヶ月500円
その他消耗品等雑費 7,000円 長毛種のお尻を拭くウェットティッシュ、消臭スプレー等
医療費 混合ワクチン接種 6,000円 3種混合を年1回
ノミ・ダニ予防薬 10,000円 体重によって変動
健康診断 5,000円 年に1回。シニア猫は年2回=10,000円
合計 94,000~105,000円

 

 

★臨時で掛かる費用

上記の定期的に掛かる費用の他に、臨時で発生する費用もあります。

 

 

●トリミング費用

短毛種は必要ありませんが、長毛種は毛球症(毛をたくさん飲み込むことで起こる病気)を防ぐためにブラッシングだけでなく定期的なトリミングで毛を短く整えておきます。

 

お店によって料金が違いますが、5,000~10,000円程度が相場です。

 

大人しく切らせてくれる猫で、見た目を気にしないのであれば飼い主が自分でカットする方法もあります。

 

 

●病気や怪我の治療費

猫が怪我や病気をすることもあります。

 

特に歳を取った猫は腎臓病などの慢性疾患を患う子も多くなります。

 

疾患によっては、高級な療養食を一生食べなければならないケースもあります。

 

猫の医療費は1歳を過ぎた頃から徐々に増え始める傾向があります。

 

2011年度のアニコム損保の調査では、猫1頭当たりの年間の医療費は5歳で約4万円、10歳で約7万円掛かっており、もっとも医療費がかかっている15歳では14万円となっています。

 

 

いざと言うときの経済的負担を抑えるために、ペット保険を利用する方法もあります。

 

ペット保険は猫の年齢が高くなったり病歴があると加入できなくなるので、加入させるなら若くて健康なうちに加入させましょう。

 

ただしペット保険は一時的に飼い主が治療費を立て替え、後日保険会社に請求するのが一般的です。

 

ペット保険に加入していても、治療費を立て替えられるだけの経済的余裕は必要です。

 

 

●避妊・去勢手術費用

飼い主が繁殖を望まない場合は、避妊・去勢手術が必要になります。

 

メスの避妊手術は15,000~30,000円程度が相場金額です。

 

オスの去勢手術は10,000~20,000円程度です。

 

 

●家財道具の修繕・買い替え費用など

猫が物を壊してしまうことがあります。

 

仕事で使うパソコンを壊されてしまったときなどは、すぐに買い換えられるだけの経済的余裕がないと非常に困ります。

 

 

●ペットホテル代

外泊が多い家で猫を飼う場合は、ペットホテルの費用も見ておく必要があります。

 

猫は1泊2日3,000円程度が相場で、地価が高い都心部ではもっと高くなる傾向があります。

 

ペットホテルで預かってもらえるのは10歳まで限定の場合が多いので、それより年齢が高い猫はペットシッターを頼むか、動物病院で預かってもらうことになります。

 

 

ペットシッターは1回につき2,500~3,000円程度が相場で、既定の頭数を越えた分は1頭につき500~1,000円程度の割増料金が掛かるのが一般的です。

 

動物病院はペットホテルのサービスをしていない病院でも、自分のところで診察をしたことがあるペットに限って預かってくれる場合があります。

 

料金は1泊2日3,000円程度が相場です。

 

 

猫を飼う為の予算は多めに見積もっておくと安心

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これらの費用の他に動物病院までの交通費など細々した費用も掛かりますし、「今年はパソコンとスマホを両方とも猫に壊された」ということもあるかもしれません。

 

人間と同じで、若いときから病弱でよく病院のお世話になる猫もいます。

 

 

この記事の中では最低限必要な費用を細かく見てきましたが、猫を飼うための予算は記事に掲載している金額よりも少し多めに見積もっておくと安心です。

 

猫と人間がどちらも無理なく暮らしていけるか、よく検討してから猫を飼うようにしましょう。

 

 

 

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猫を飼う前の準備

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