猫飼い方

猫の飼い方が丸わかり教科書『ねこ勉』

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失敗しない!猫に出会う方法と猫を選ぶときに注意することは?

読了までの目安時間:約 15分

猫出会い方選び方

 

 

猫と一緒に暮らす期間は、子猫から育てる場合で10~20年程度の長期に渡ります。

 

その間ずっと猫と共生していくことになるので、衝動的に猫を入手するのは避けたいところです。

 

 

猫を入手するルートにも、いろいろな方法があります。

 

業者や個人から譲り受ける場合は、信頼できる相手から譲ってもらうことが大切です。

 

 

それぞれの入手ルートの特徴とよい譲り元の見分けかた、猫を選ぶときの注意点やチェックポイントをお伝えします。

 

これから新しく猫を迎える人は、ぜひ参考にしてください。

 

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猫に出会う方法

お迎えする猫に出会うには、いくつかの方法があります。

・ペットショップ
・ブリーダー
・動物愛護施設
・ネットやペット雑誌の里親募集
・捨て猫の保護

 

★ペットショップで購入する

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ふと立ち寄ったペットショップで、お気に入りの猫を見付けることがあります。

 

衝動買いしたくなりますが、自分が猫を飼える環境かどうかをよく検討し、ペットショップの飼育環境もしっかりチェックしましょう。

 

よいペットショップかどうかを見分けるには、どのケージもきちんと掃除されているか、陳列されている動物の毛ヅヤが健康的かを観察してみましょう。

 

 

小動物など単価が安い動物も扱っているショップなら、そこもチェックします。

 

利益が少ない小動物もきちんと管理されているようであれば、健康な猫が手に入りやすいよいショップです。

 

気に入った猫の健康状態もよく確認しましょう。

 

 

★ブリーダーから購入する

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飼育環境や親・兄弟を確認できる方法です。

 

猫の血統にこだわる人にはもっとも確実な方法です。

 

ペットショップに出荷される猫に比べて親・兄弟と長く過ごさせることができるので、猫同士のコミュニケーション力が高い猫が育ちやすいです。

 

 

ですが残念ながら、ブリーダーの中には猫を商売道具としか考えていない悪質なブリーダーも存在します。

 

悪質なブリーダーは繁殖の知識が乏しいことも多く、せっかくお迎えした猫が遺伝性疾患であっと言う間に死んでしまうこともあります。

 

そうならないためにも、よいブリーダーを見分けましょう。

 

 

よいブリーダーとは以下の条件をすべて満たしているブリーダーです。

・飼育施設を見学させてくれる
・親猫に会わせてくれる
・飼育施設がきちんと手入れされていて衛生的である
・猫1頭当たりに適切な広さのスペースが確保されている
・離乳前の子猫は渡してくれない
・猫の引き渡しまでにワクチン接種が済んでいる

 

 

特に施設の見学や親猫との面会を拒むブリーダーは、何かやましい点があると思って間違いありません。

 

くれぐれも猫の写真だけで購入を決めないよう注意しましょう。

 

悪質なブリーダーだと知らなかったとしても、悪質なブリーダーから動物を購入することは、間接的にそのブリーダーに手を貸していることになります。

 

長い目で見れば多くの猫を不幸にすることにも繋がるので、絶対にやめましょう。

 

★動物愛護施設

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動物愛護施設には、民間の施設と公的な施設があります。

 

こうした施設にいる猫は、里親が見付からなければ殺処分されてしまう猫です。

 

猫の種類などを問わない場合は、このような施設から猫をもらい受けると、処分される猫の命が助かります。

 

保健所で殺処分される猫を救いたい場合は、自治体などが運営している公共の動物保護センターなどを通じて譲ってもらうことも可能です。

 

 

施設や自治体によって細かい点が異なるので事前の問い合わせが必要ですが、猫をきちんと飼える人であることが譲渡の条件になります。

 

「身分証」「印鑑」「住居の賃貸契約書等、飼育できる環境であることを証明するもの」を用意しておくとスムーズです。

 

 

動物愛護施設や保健所に持ち込まれる猫には、性格や健康面に難があって捨てられた猫もいます。

 

自分がどの程度の猫なら面倒を見れるのか、時間的余裕や経済状況について冷静に考えておきましょう。

 

★ネットやペット雑誌の里親募集を利用する

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個人間で猫を譲ってもらう方法です。

 

ペットショップなどのように動物を有料で他人に渡すには、「第一種動物取扱業」の登録を受けていることが法律で義務付けられています。

 

したがって、登録のない一般の人が猫を有料で他人に譲ることは違法なので、まずそのことを知っておきましょう。

 

 

里親募集の中には、殖えすぎた猫を処分するために投稿する悪質なブリーダーが紛れ込んでいることもあります。

 

猫の飼育環境や健康状態、手放す理由などを確認した上で、できれば直接猫に会わせてもらってから引き取るかどうかを決めると無難です。

 

★捨て猫を拾って飼う

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捨て猫を拾って飼うことも、ゆくゆくは殺処分される可能性が高い猫を救うことになります。

 

ただし外に捨てられている間にダニなどを拾っていることが多く、病気にかかっている可能性もあります。

 

捨て猫を拾って飼う場合は、なるべく早いうちに動物病院で健康診断をしてもらいましょう。

 

先住のペットがいる場合は伝染病が広がる可能性もあるので、健康診断が済むまでは他のペットと隔離します。

 

拾った猫を世話した後は、他の物に触る前に手をしっかり消毒しましょう。

 

手をこまめに消毒することで、他のペットに病気が移るのを防ぎます。

 

 

捨て猫なのか迷子なのか判断に困る場合は、最寄りの交番に届け出ます。

 

飼い主がいるけれど迷子になっているペットの場合、法律上は落とし物と同様に「遺失物」扱いになり、所有権はそれまで飼っていた飼い主にあります。

 

遺失物と同じように、届け出から6ヶ月間飼い主が現れなかった場合は、正式に猫の飼い主になることができます。

 

 

猫を選ぶときに注意すること

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★猫の種類

純血種は、猫の種類によって性格が大きく異なります。

 

クールでマイペースな猫がいいのか、それとも甘えん坊で人間と一緒に遊ぶのが好きな猫がいいのかなど、自分がどんな猫と暮らしたいのかを考え、性格が合う品種を選ぶとお互いに無理がありません。

 

 

長毛種は毎日のグルーミングが必要になります。

 

長毛種を希望する場合は毎日のブラッシングの時間が取れるかどうかも検討しましょう。

 

トイレのときも長い毛が汚れるので、トイレの後も人間が拭いてあげなければなりません。

 

 

運動量も猫の種類によって違います。

 

活発な性格の品種を選びたい場合は、充分な運動量を確保できる環境かどうかも検討しましょう。

 

屋外での放し飼いは交通事故で死亡する危険や伝染病にかかる危険があるので、避けたほうが無難です。

 

 

★猫の性別

性別によっても大まかな性格の傾向が異なります。

 

個々の個性で例外はありますが、一般的な傾向を見てみましょう。

 

●オス猫の特徴

・飼い主に懐きやすい
・やんちゃで甘えん坊
・行動範囲が広く、積極的
・独占欲が強く、遊び好き
・発情期になると縄張りを示すためのスプレー行為(尿噴射)をする
・多頭飼いの場合はメスをめぐって喧嘩をする
・行動範囲が広いので、家出したまま帰らないことがある

 

あまり家を留守にしない人や常に家族が家にいる人で、猫とベッタリ付き合いたい人にはオス猫が向いていると言えます。

 

オス猫は淋しがり屋な個体が多く、「1人で留守番をさせたら淋しくていたずらをしていた」と言うことになりがちで、あまり構ってあげられない人には向かない個体が多いです。

 

 

●メス猫の特徴

・性格が穏やか
・クールで気分屋
・プライドが高い
・オスに比べると、あまり甘えない
・警戒心が強く、一人遊びを好む
・発情期になると鳴き声がうるさい
・オス猫より長生きする傾向がある

 

メスは孤独に強く手がかからない性格の個体が多いので、独り暮らしで昼間は留守にしていることが多い人などに向いていると言えます。

 

いつもベタベタ猫に遊んで欲しい人には向かない個体が多いです。

 

 

★猫の健康状態

毛と瞳がツヤツヤとして清潔な猫は、ひとまず合格です。

 

できれば食事の様子も見せてもらいましょう。

 

食欲旺盛でよく食べる猫なら安心です。

 

糞や尿も見せてもらい、異常がないか確認しましょう。

 

他の猫と同じスペースにいる場合は、他の猫と活発に遊んでいればよい猫です。

 

ペットショップなどで1頭だけでケージに入れられている場合は、人間に対する反応を見ます。

 

 

人間を恐がることも含めて、反応がしっかりしている猫を選びましょう。

 

ときどき誰にでもすぐに懐く猫もいますし、それはそれで反応がしっかりしていれば健康でよい猫ですが、猫が見知らぬ人を警戒するのは、きわめて正常なことです。

 

大切に扱って時間をかければ、その猫なりの距離感で人間と付き合ってくれるようになります。

 

 

一緒に産まれた兄弟猫や同じ時期に産まれた他の猫がいる場合は、体の大きさも比べてみましょう。

 

他の兄弟と比べて明らかに体が小さい猫は避けたほうが無難です。

 

何らかの先天性の疾患を持っていたり、極端に病弱な猫である可能性が高いです。

 

猫のためにいくらでもお金と時間と手間をかけられると言う人なら別ですが、特に猫を飼い慣れていない人にとっては最初から病気がちな猫を飼うことはハードルが高いです。

 

なるべく健康な猫を選びましょう。

 

 

捨て猫などを拾って飼う場合じゃ、健康状態によっては医療費がたくさんかかったり、看病に時間を取られるかもしれません。

 

最後まで面倒を見てあげられるか、よく検討して決めましょう。

 

 

最終的にはフィーリングも大切

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ここまで、猫の入手ルートや猫の選びかたの注意点を述べて来ました。

 

一度猫を迎えると長い年月を共に暮らすことになるので、ある程度条件で選ぶことも必要ではあるのですが、最終的には猫に会ったときのフィーリングも大切です。

 

猫を選ぶことは、結婚相手や恋人を選ぶのとよく似ています。

 

「条件はバッチリ揃っているけれど、何となくピンと来ない」と言うときは、その猫はやめたほうがいいかもしれません。

 

 

逆に「少し病気があるけれど、何となくこの猫と縁がある気がする」と言う猫を選んで上手くいくケースもあります。

 

猫が寿命を迎えるまで愛情と責任を持って飼い続けられることが最低条件ではありますが、最終的には猫とのフィーリングで選ぶことも大切です。

 

 

 

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猫を飼う前の準備

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