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【猫の誤飲誤食は命に関わる!異物を飲み込んでしまった時の対処法は?

読了までの目安時間:約 8分

猫の誤飲誤食

 

 

猫を飼っている場合に多い事故と言えば、おもちゃなどの異物を飲み込んでしまったり、猫にとって害になる食べ物を食べてしまう「誤飲・誤食」です。

 

場合によっては命に関わることもあるため、日頃から飼い主さんが注意することが必要です。

 

 

今回は、猫にとって害になる食べ物や日常生活で猫が飲み込んでしまうと危険な物、誤飲してしまった際の応急処置や治療方法などについてまとめてみました。

 

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猫が食べてはいけない食べ物

人間には問題なくても、猫にとって毒となる食べ物はたくさんあります。

★タマネギ(ネギ類)

ネギに含まれるアリルプロビルジスルファイドという物質が赤血球を破壊するため溶血性貧血の原因になります。ネギのかけらが入った料理やニンニク入りの料理も危険です。

 

★チョコレート(カカオ)

チョコレートやココアを食べてしまうと嘔吐や下痢の原因となり、最悪の場合は命を落とすこともあります。

 

★カフェイン

コーヒーや強壮剤などに含まれるカフェインは体が小さい猫が摂取すると体調不良の原因になります。体重1kgあたりおよび150mgが致死量です。

 

★ぶどうやレーズン

理由は不明ですが腎機能障害を起こす危険があり、ぶどうやレーズンには猫が必要としている栄養素はないため与えないようにしましょう。最悪の場合は死亡することもあります。レーズンパンやレーズン入りのお菓子などにも気をつけましょう。

 

★イカ、スルメ

生のイカの内臓やハマグリにはビタミンB1を分解する酵素が含まれているため、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。食欲低下や嘔吐などの症状が出ることがあります。

 

 

上記以外にも、トマトや生の豚肉、生卵、アワビやサザエ、アボカドなどが猫には適さないと言われており、人間用に調理された缶詰めやスナック菓子、コンビニのお弁当なども猫には塩分が強すぎるため与えないようにしましょう。

 

 

猫が誤飲しやすいもの

人間が日常生活で使っているものは、基本的にすべて誤飲・誤食の可能性があります。

 

    • 針と糸、串、ようじ、綿棒
    • 輪ゴム、ヘアゴム、ピアスなどのアクセサリー
    • 布、ティッシュ、アルミホイル、リボン
    • ビニール袋
    • ボタン電池
    • 猫用のおもちゃや首輪の鈴

 

 

猫が好きそうなキラキラ光るアクセサリー類や音が鳴る鈴などは誤って飲み込むと中毒症状が出る可能性があります。

 

リボンや紐状のものは腸をたるませたり腸管を壊死させてしまう危険があり、紐状の物が体内でピンと張られることで消化管を切り裂いてしまうことも。

 

針など尖っているものは胃や腸に突き刺さってしまうため大変危険です。

 

 

猫が異物を飲み込んだ時の症状

猫が異物を飲み込んでしまった場合、ぐったりしている、食欲がない、吐こうとしているのに何も出ない、口をパクパクさせる、嘔吐、呼吸困難などの症状が出ます。

 

喉に物がつまっている場合は気道を圧迫するため息が出来なくなってしまい、胃でつまっている場合は胃の粘膜を傷つけます。

 

異物が腸にまで到達すると腸閉塞により死亡するケースもあります。

 

 

猫にタバコの煙は危険?

誤飲・誤食とは少し違いますが、猫にとってタバコの煙は直接的にも間接的にも健康を損ねると言われています。

 

受動喫煙による健康被害を防ぐために猫の近くではタバコを吸わないようにしましょう。

 

 

猫は煙の成分がたまりやすい床の近くにいる事が多いため、悪性リンパ腫の発症率が高まったり、毛づくろいの際に被毛に付着したタバコの有害成分を舐めてしまうことで口腔癌などの発症率を高めると言われています。

 

 

誤飲事故が起きてしまった時は?

異物が喉につまっている場合は猫を抱えて下を向かせ、背中を軽く叩いて吐き出させてください。

 

叩いても吐き出せない場合は無理して取り出そうとせず、すぐに病院に連れて行きましょう。

 

 

針や鋭利なもの、紐状のものはとくに危険なため自己判断で取ろうとしないようにしてください。

 

 

病院に連れていく際は『いつ、どんな物を飲み込んでしまったのか?』獣医さんがわかりやすいよう、飲み込んでしまった物の残りなどを忘れずに病院に持って行くようにしましょう。

 

 

病院での治療

異物を飲み込んだ場合は、X線や超音波で画像診断を行ない、吐き出せそうなものであれば催吐処置を行います。

 

催吐処置で取り出せない場合は消化管の通過状態をバリウム検査で確認し、食道から胃にかけて異物がある場合は内視鏡で取り出せることもあります。

 

十二指腸より後ろにある場合や内視鏡で取り出すのが難しい場合は開腹手術をすることになります。

 

 

猫の誤飲・誤食を防ぐために

猫が異物を飲み込まないようにするためには、猫の行動範囲に危険な物を置かないというのが一番の方法です。

 

猫用のおもちゃにも誤飲の可能性がある紐やリボン、鈴などが付いているので飼い主さんが目を離す場合はおもちゃで遊んだ後必ず片付けるようにしましょう。

 

また、誤食を防ぐためには人間が食べているものを安易に猫に与えない、キッチンの出入りをさせない、など飼い主さんが徹底して気をつけてあげるようにしてください。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

人間にとっては美味しいものでも猫にとっては毒になる食べ物や、猫が誤飲すると危険なものがたくさんあることがわかりました。

 

事故が起こらないよう、日頃から気をつけるようにしましょう。

 

 

 

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