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【猫の予防注射】完全室内飼いの猫にワクチン接種は必要?

読了までの目安時間:約 7分

室内飼いワクチン接種必要

 

 

猫のワクチン接種は法律で定められているわけではないため、接種するかどうかは飼い主さんの判断に委ねられます。

 

ワクチン接種は副作用もあるため賛否両論があり、獣医さんによっても完全室内飼いの場合は必要ないという意見と、接種した方が良いという意見に分かれます。

 

 

どう判断すれば良いのか悩んでいる飼い主さんも多いと思うので、今回は完全室内飼いの猫にワクチン接種をした方が良いか?ワクチンの必要性と副作用などについてまとめてみました。

 

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国内における猫のワクチン接種率は?

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日本では猫の予防接種は法律で義務づけられていません。

 

そのため、日本国内の猫全体のワクチン接種率は10〜20%とペット先進国のドイツやイギリスなどから比べるとかなり低い水準なっています。

 

 

2016年の猫全体の平均寿命は15.75歳で、完全室内飼いの猫だと16.40歳、家の外に出る猫だと14.22歳というデータがあるため、感染が原因で病気になるリスクという視点から考えると、外に出ている猫より完全室内飼いの方が約3年程寿命が長くなる可能性があるとも言えます。

 

 

ワクチン接種の回数と時期

日本では子猫の場合、生後2ヶ月くらいから期間をあけて3回のワクチン接種が推奨されており、成猫の場合は1年に1回のペースで接種することをすすめられると思います。

 

その頻度の多さも摂取率の低さに繋がっていると考えられており、アメリカの場合は2〜3年に1回のワクチン接種で良いとされているため接種率も50%と高くなっています。

 

 

日本国内でのワクチン接種にかかる費用は、地域にもよりますが3種混合ワクチンで4,000円〜5,000円程度です。

 

 

ワクチン接種のリスク

注意すること

 

 

ワクチン接種の目的は、ウイルス感染する可能性が低くなることと感染しても症状が軽くて済むということですが、その病気を100%予防することが出来るわけではありません。

 

体に異物を混入することになるため、以下のような理由で副作用が起きることもあります。

 

    • 猫の体質に合わなかった
    • 猫の体調が万全ではなかった
    • 猫が高齢のため体への負担が大きかった
    • ワクチンを打つ場所が悪かった

 

 

 

子猫の頃から毎年ワクチン接種をしていたとしても、その時の環境や年齢などにより、ワクチン接種が引き金となって病気になる可能性もあると言えます。

 

 

ワクチン接種の副作用

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ワクチンを接種した猫がしばらくの間元気がなく食欲もないことは良くありますが、2日ほど経っても治まらず、発熱や下痢、吐き気、顔のむくみ、体温低下や呼吸の異常などが見られることがあります。

 

 

また、免疫システムがワクチンという異物に過剰に反応してしまい、アナフィラキシーショックと呼ばれる激しいアレルギー反応を起こしてショック死する可能性もあります。

 

発症率は0.05%と低いですが、ワクチン接種後30分程は病院の近くで嘔吐や痙攣などの異変が起こらないか様子をみた方が良いでしょう。

 

 

完全室内飼いの猫が感染する可能性

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猫のワクチンは、混合ワクチンと単体ワクチンがあり、ヘルペスウイルス、カリシウイルス、パルボウイルス感染症、クラミジア感染症、猫白血病ウイルス感染症、猫エイズウイルス感染症などの予防が出来ます。

 

 

保菌している猫に接触したり引っ掻かれたり噛まれたりして感染するため、完全室内飼いの猫には感染しないのでは?と思う飼い主さんも多いと思いますが、飼い主さんや家族など家に出入りする人が外で感染している猫を触ってウイルスを持ち込んでしまったり、猫が庭やベランダに出た時や猫を病院に連れていくなど少し外出しただけでも感染してしまう可能性があると言われています。

 

 

飼い主さんの判断がすべて

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完全室内飼いの猫にワクチンを接種するかどうかは、いろいろな状況を踏まえて飼い主さんが決めるしかありません。

 

ワクチンを接種しないという判断をした場合は、外出から帰ってきたら家族全員が手洗いなどを徹底し、外の猫には触れないようにしてベランダにも出さないなど飼育環境を見直すと良いと思います。

 

 

ワクチン接種をするという判断をした場合は、信頼出来る獣医さんを見つけてワクチンに耐えられる健康状態かどうかを診てもらいましょう。

 

猫のワクチン接種にはリスクもあるため、良く相談しながら、猫の生活環境なども考慮したうえで決めると良いのではないでしょうか?

 

 

 

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