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これで完璧!赤ちゃんのいる家庭で猫を飼うときの注意点や工夫

読了までの目安時間:約 15分

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赤ちゃんがいる家で猫を飼ってよいか悩んでいる飼い主さんや、周りの人から「赤ちゃんができたなら猫は手放さなきゃダメ」と言われて不安になっている飼い主さんもいることと思います。

 

 

ですが基本的には、赤ちゃんと猫が同じ家で暮らすことは充分可能です。

 

赤ちゃんのいる家庭で猫を飼うときの注意点や、工夫の仕方についてまとめましたので参考にしてみてください。

 

猫のヤキモチへの対策の仕方もご紹介するので、赤ちゃんと猫の幸せにお役立て下さい。

 

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赤ちゃんにとっての猫のメリット

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重症なアレルギー体質の赤ちゃんなど特殊な場合を除き、基本的には赤ちゃんにとっても家に猫がいることはメリットが大きいです。

 

動物アレルギーで多いのは猫アレルギーですが、1歳前後までに猫と触れ合っていると猫アレルギーに強い体質になると言われています。

 

小さいうちから猫と触れ合っていた人は、血液検査で陽性反応が出ていても症状はほとんど出ないと言うこともよくあるそうです。

 

 

そして一番のメリットは、動物を恐がらない子に育つことでしょう。

 

小さいときに家に犬や猫などの動物がいなかった子は、動物を恐がるようになります。

 

反対に動物と一緒に育った子は他の種類の動物とも怖がらずに付き合えるようになり、それだけ豊かな人生を送ることができます。

 

 

特に大人の猫は、赤ちゃんが自分より幼く弱い仲間であることを理解して付き合ってくれることも多く、赤ちゃんのよい友達になります。

 

飼い主が家事などで手が離せないときも、猫が赤ちゃんの相手をしてくれるので助かります。

 

 

猫の性格に合わせて準備をしよう

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まず、自分の猫の性格を理解しておくことが大切です。

 

後から来た赤ちゃんにすぐに慣れそうな猫なのか、見知らぬ赤ちゃんを恐がりそうな猫なのかなど、猫の性格によっても準備すべきことが違ってきます。

 

猫は性別や種類によっても性格の傾向が違いますが、年齢によっても性格が違います。

 

 

5歳くらいまでの若い猫は活動的で夜中も活発に行動するので、赤ちゃんと距離を取れるように準備します。

 

なるべくなら、赤ちゃんを寝かせる部屋に猫が入らないようにすると安心です。

 

猫が高いところに登ったときに物が落ちて赤ちゃんに直撃したり、眠っている赤ちゃんを起こしてしまうことがあるかもしれません。

 

10歳以上の猫は1日中寝ていて行動もゆったりと落ち着くので準備することはほとんどなく、猫が赤ちゃんの部屋に入ってもあまり心配ありません。

 

 

基本的には猫のほうから赤ちゃんを攻撃することはあまりありませんが、オス猫は発情期になると攻撃的になることがあります。

 

繁殖を考えていないのであれば、去勢を検討してもよいでしょう。

 

オス猫は去勢すると性格が穏やかになります。

 

 

★猫のヤキモチ対策

猫は賢く、赤ちゃんを守ってあげなければならないことも理解できます。

 

ですが何らかの事情で離乳前から人に飼われていた猫などの場合は、人間と猫の区別が付いていないことがあります。

 

自分のことを人間だと思い、飼い主を母猫だと認識しているような場合は、猫の気持ちにも配慮が必要になります。

 

 

そのような猫の場合は、「赤ちゃんにママを盗られた!」と思ってヤキモチを焼き、赤ちゃんに攻撃してしまう可能性があるからです。

 

大事なママを盗られた淋しさで、猫が赤ちゃん返りしてしまう場合もあります。

 

最悪の場合は、猫を手放さなければならなくなってしまいますので、そうならないために猫が淋しい思いをせずに済むような配慮が必要になります。

 

 

猫がまだ小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんで、赤ちゃんがその弟や妹だと考えるとわかりやすいでしょう。

 

配慮すべきことも、基本的には上の子に対するものと同じです。

 

赤ちゃんは手が掛かるのでどうしてもそちらに気を取られがちですが、意識的に猫にも愛情を注いであげてください。

 

 

★退院後しばらくは特に配慮が必要

出産後、退院してしばらくは特に配慮が必要です。

 

猫は突然赤ちゃんがやって来て飼い主の様子も今までと違うので、とても落ち着かない気持ちになっています。

 

その上飼い主を盗られたとあっては、不安やストレスがピークに達してしまいます。

 

退院して家に着いたら赤ちゃんはしばらく別の人に抱っこしてもらい、まずは猫を構ってあげましょう。

 

 

猫は飼い主の入院で淋しい思いをしていたので、構って欲しい気持ちでいっぱいです。

 

そのときに飼い主が赤ちゃんばかり可愛がっていたら、猫は赤ちゃんを敵だと認識してしまいます。

 

赤ちゃんのお世話はなるべく、猫が満足するまで待ちましょう。

 

帰宅のタイミングで赤ちゃんがお腹を空かせてしまった場合などやむを得ないときは、いったん猫から見えないところで赤ちゃんのお世話をし、その後で猫のための時間も作ってあげてください。

 

 

飼い主もまだ体が回復していないので大変だと思いますが、赤ちゃんと猫が良好な関係を築くための頑張りどころです。

 

猫が「赤ちゃんがいても大切にしてもらえる」と感じられるように接し、安心させてあげましょう。

 

 

赤ちゃんが生まれる前に準備しておきたいこと

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★猫を入れない部屋を決めておく

赤ちゃんの部屋に猫を入れないほうがよさそうな場合は、猫を入れない部屋を決めておきましょう。

 

今までテリトリーにしていた部屋に、赤ちゃんが来てから急に入れてもらえなくなってしまうと猫がストレスに感じてしまいます。

 

なるべく早いうちから、猫が入ってはいけない部屋を決めて習慣付けておきましょう。

 

部屋数が少ないなどで部屋を分けられない場合はベビーベッド用の蚊帳を利用して、ベビーベッドだけを隔離する方法もあります。

 

 

赤ちゃんの食事の間だけケージに入っていて欲しい場合なども、赤ちゃんが生まれる前からケージに入る習慣を付けておくと猫がストレスなく受け入れられます。

 

毛布を敷くなどして、ケージの中を猫が好む環境にするとよいでしょう。

 

 

★猫の避難場所を作っておく

赤ちゃんが自分で動けるようになったら、赤ちゃんから猫を守ってあげる必要があります。

 

赤ちゃんは少し大きくなるといろいろなものに興味を示し、猫にも触りたがるようになります。

 

ですがまだ加減がわからないので猫のしっぽを力いっぱい引っ張るなど、乱暴なこともしてしまいます。

 

大人の猫なら相手が赤ちゃんなのがわかるので、本気で反撃して赤ちゃんを傷付ける心配はありませんが、四六時中赤ちゃんに追い回されては猫がストレスを感じてしまいます。

 

 

猫が安心できる避難場所を作っておくようにしましょう。

 

タンスの上など赤ちゃんが行けない場所に毛布などを置いて、猫が気に入りそうなスペースを作ってもよいですし、ケージを別室に置いて猫の避難場所にしてもよいでしょう。

 

赤ちゃんの相手をして疲れた猫が落ち着いて休めるように、静かな場所を避難所にするのがおすすめです。

 

 

赤ちゃんがはいはいなどをするようになったら、猫のトイレや餌入れの中身を触ったり口に入れてしまうこともあります。

 

猫のトイレと餌入れ・水入れは赤ちゃんが触れないようにベビーフェンスで囲います。

 

猫にとっても赤ちゃんに侵入されることのない、安心な生活スペースとなります。

 

こちらも早めに準備して、猫に慣れておいてもらいましょう。

 

 

★猫の爪切りの練習をしておく

大人の猫はたいてい、赤ちゃんに何かされて反撃するときは爪を引っ込めて手加減してくれます。

 

ですが子猫はまだ爪を引っ込めることができません。

 

猫が赤ちゃんを引っ掻かないか心配な場合は、爪を切っておきましょう。

 

 

爪切りを嫌がる猫も多いので、子猫のうちから慣らしておくのがおすすめです。

 

猫が嫌がるようなら、寝ているときに練習させてもらいましょう。

 

猫が嫌がるときは一度に全部の爪を切るのは難しいので、猫が寝ている間に2~3本ずつなどできる分だけ切らせてもらいます。

 

どうしても難しいなら、獣医さんに切ってもらうこともできます。

 

 

赤ちゃんが生まれてからの注意点

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★赤ちゃんと猫の対面を焦らない

猫にも早く赤ちゃんと仲良くなって欲しいと思うかもしれませんが、焦って赤ちゃんに対面させるのは禁物です。

 

急に知らない人間に対面させられると猫が驚いて、赤ちゃんを排除しなければいけない対象と認識してしまう可能性もあります。

 

猫が「誰だこいつは!?」と警戒しているところに赤ちゃんが突然泣き出して驚かせてしまうこともあります。猫が自分から赤ちゃんに興味を示して近寄るまで待ちましょう。

 

 

猫のペースに合わせて対面のタイミングを待つようにすると、その間に猫は家の中の様子を観察して、赤ちゃんのことを「人間の家族らしいぞ。ははぁ、まだ小さくて弱いから自分が守ってやらなきゃいけないな」と理解してくれます。

 

 

赤ちゃんと猫が仲良くなっても、必ず人間がそばで見ているようにします。

 

猫も猫なりに赤ちゃんを可愛がろうとしますが、人間でないと気を付けられないこともあり、目を離した隙に思わぬ事故が起こることもあるからです。

 

赤ちゃんのことは、人間が責任を持つようにしましょう。

 

 

★こまめな掃除と手洗いを心掛ける

家の中はこまめに掃除をして清潔に保つようにします。

 

床上げが済むまでは思うように体が動かないので、できれば赤ちゃんと猫の世話以外の家事は家族に協力してもらえるように分担を決めておくとよいでしょう。

 

特に赤ちゃんが動くようになると、手が届く物は何でも口に入れてしまいます。

 

猫の毛や埃が散乱したままにしておくと物に付いている猫の毛なども口に入ってしまうので、神経質になりすぎない程度に家の中をキレイにしておきましょう。

 

 

知らない間に猫が吐いてしまうこともよくあるので、吐いたものがないかもときどき確認します。

 

掃除の後や猫の世話の後は、手をキレイに洗います。

 

赤ちゃんの食事のお世話の前も、手をよく洗いましょう。

 

 

まとめ

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猫の存在は赤ちゃんにもよい影響を与えます。

 

猫がいる分、赤ちゃんだけよりも大変になりますが、赤ちゃんと猫の両方がいる家ならではの喜びもたくさんあるので、ぜひ頑張ってください。

 

ですが「赤ちゃんのお世話だけで気力も体力も使い果たしそう…」と言う飼い主さんの場合は、猫を大切にしてくれる人の元に里子に出すことも一つの方法です。

 

 

キャパシティーは飼い主さんによって違いますし、家族の協力がどの程度得られるかも飼い主さんによって違います。

 

負担になりすぎないことを前提に赤ちゃんと猫にとってよりベターと思われる方法を選びましょう。

 

 

 

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