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今すぐ出来る猫の抜け毛対策と掃除のコツ&猫の毛の特徴とは?

読了までの目安時間:約 9分

猫の抜け毛

 

 

猫を飼っている方の悩みのひとつが「猫の抜け毛」ではないでしょうか?

 

1日に何度も掃除機をかけたり、毛がつきにくい家具や寝具を揃えたりと苦労している方は多いと思います。

 

 

猫の毛がたくさん抜けるのには、猫の毛の構造に理由があるようです。

 

そこで、猫の毛の特徴やお掃除のコツなどすぐに役立つ「猫の抜け毛対策」についてご紹介しようと思います。

 

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猫の毛の特徴と役割

猫の毛は、シングルコートとダブルコート、2つの種類あると言われていますが、日本に生息する猫のほとんどがダブルコートと言われています。

 

ダブルコートはオーバーコートとアンダーコートという2種類の毛が生えており、それぞれ特徴や役割が違います。

 

 

オーバーコートは体の表面の毛のことで、水をはじき紫外線などから体を守る役割を持っています。

 

アンダーコートは内側に生えている細く柔らかい毛のことで、体を保温し季節に合わせて抜け変わることで体温調節をしていると言われています。

 

 

オーバーコートはとてもしっかりとした毛なので洋服などについてもなかなか取れませんが、アンダーコートは柔らかい毛なので粘着クリーナーなどで簡単に取ることが出来ます。

 

上記以外にも猫の毛は人間の毛髪同様、怪我や体をぶつけた時の衝撃などから皮膚を守っています。

 

 

感覚と筋肉で動く

猫の皮膚には立毛筋という毛を大きな角度で持ち上げることが出来る筋肉があるため、威嚇する時や驚いた時など毛を逆立てることが出来ます。

 

寒い時にも立てた毛の層によって寒さを防いでいます。

 

毛先に少し触れただけで敏感に反応するのは、毛の触覚センサーが神経伝達していると言われています。

 

 

換毛期

猫の毛には換毛期と呼ばれる生え変わりの時期があります。

 

個体差はありますが、冬に入る前の11月頃と冬が終わり春になる3月頃と言われていて、冬の方が若干フワっとした毛で、春の換毛期で夏向きのすっきりとした毛になります。

 

 

最近は「換毛期でもないのに抜け毛が多い」と感じる方も多いと思いますが、完全室内飼いの猫の場合、エアコンや暖房器具で外の気温を感じることがないため、換毛期との差がなくなり1年中毛が抜ける、という猫も増えてきているようです。

 

昼間は出来るだけ窓を開けて、本来の陽気を猫に感じさせた方が良いかもしれません。

 

 

抜け毛対策その1『ブラッシング』

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猫の抜け毛対策のひとつがブラッシングです。

 

 

猫のブラッシングには猫専用のブラシを使用します。

 

猫が長毛種の場合はステンレス製のコームやピンブラシ、短毛種の場合はラバーブラシが適しています。

 

 

猫は子猫の頃に母猫から毛繕いしてもらった記憶があるためか、ブラッシングをそれほど嫌がらないと言われています。

 

猫の毛の流れにそって力を入れすぎず優しくブラッシングしてあげましょう。

 

ブラッシングを嫌がる猫の場合は無理せず、機嫌の良い時や落ち着いてまったりしている時などに、比較的猫が嫌がらない頭や顎の下などからはじめて少しずつ慣れさせるようにしましょう。

 

 

抜け毛対策その2『シャンプー』

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次に効果的なのがシャンプーです。

 

猫の毛には人間と同じく、成長期、退行期、休止期の3つに分けられる毛周期があります。

 

成長期である60日〜90日の間に新しい毛が生えると言われ、その後40日〜90日の退行期に毛の成長が止まります。

 

そして休止期に古い毛の奥から新しい毛が生えはじめるのですが、この時に古い毛が抜け毛となるのです。

 

 

シャンプーはこの毛周期を意識して、出来れば休止期から成長期の間にすると効果的です。

 

ただ、猫は水が嫌いな生き物なのでシャンプーを嫌がる猫も多いと思います。その場合は無理をせず、水を使わない泡シャンプーや体を拭く専用のウェットタオルなどで代用しても効果はあるので、是非試してみてください。

 

 

抜け毛対策その3『空気清浄機』

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猫の抜け毛は、洋服などに付くとわかりやすいですが、網戸などを掃除すると良くわかるように、ふわふわした毛がたくさん飛んでいます。

 

そのため、空気清浄機を利用するのもおすすめです。

 

最近はペット専用の機能が付いているものも販売されており、抜け毛だけではなく脱臭機能もあるので、猫のトイレ周りに設置すると良いかもしれません。

 

 

抜け毛を掃除するコツは?

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床以外の場所、家具や棚の上などはホコリをキャッチするタイプの使い捨てモップが効果的です。

 

猫の毛はとにかくフワフワと飛んでしまうので、なるべく静かに撫でるように拭き取ってください。

 

 

次の床の掃除ですが、そのまま掃除機をかけてしまうと毛が舞ってしまうので、霧吹きに入れた水を上向きに空気中に撒いてから掃除機をかけると良いと思います。

 

 

毎日のお掃除にはやはり粘着クリーナーが一番使いやすく効果的です。

 

ワイパーは毛が舞ってしまいますが、床用の柄が長いタイプのフローリング専用の粘着クリーナーは、フワフワとした毛もキャッチしてくれますし、カーペットの場合でも専用の強力な粘着クリーナーが販売されています。

 

 

また、カーペットにへばりついた毛はゴム手袋でゴシゴシとこすると驚くほど良く取れます。

 

是非試してみてください。

 

 

大切な猫のためにも

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猫の抜け毛対策は人間のためのように思われがちですが、実は猫のためにも必要です。

 

猫は舌を使って毛繕いしますが、ブラッシングをしないでいると飲み込んでしまう抜け毛が多くなり、吐き出せずに消化管の中にたまってしまうことがあります。

 

これを放置すると「毛球症」という病気になってしまう可能性があります。

 

若い猫より老猫の方が飲み込んだ毛をうまく吐き出せないため、とくに注意が必要です。

 

 

毛球症は薬を飲ませても改善されない場合、腸閉塞などの重病を引き起こす可能性があるため、開腹手術をして直接毛玉を取ることもあります。

 

毛球症を引き起こさないためには、ブラッシングをまめにすることの他に、猫草を用意してあげたり、ヘアボールケアという食物繊維がたくさん入ったキャットフードを与えることも効果的です。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

猫を飼っていると抜け毛には年中悩まされますが、ちょっとした工夫で快適に過ごせるようになりそうです。

 

可愛い猫のために、お手入れとお掃除、頑張りましょう!

 

 

 

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