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愛猫の死・・・ペットロスの症状と原因や立ち直る為の正しい回復方法

読了までの目安時間:約 13分

ペットロスの症状と原因と回復方法

 

 

可愛いペットと種を超えた絆を育みながら暮らしていくことは、とても素晴らしいことですね。

 

ですが、ペットとの絆が深ければ深いほど、ペットを失ったときの悲しみも深いものになります。

 

 

ほとんどのペットは、人間の寿命よりもはるかに短命です。

 

今は子猫や子犬でも、いつかは飼い主よりも先に天国に旅立つ日が来ます。

 

いざと言うときにペットロスに陥らないよう、お別れする日のことも考えておきましょう。

 

 

ここではペットロスの症状、ペットロスが長引く原因と回復方法などについてまとめました。

 

ペットとお別れして落ち込んでいる人、ペットとお別れするときのことを考えると立ち直れるか不安な人は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

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ペットロス(ペットロス症候群)とは?

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ペットロスとは、ペットを失ったことで落ち込んだり、悲しんでいる状態のことを指します。

 

ペットロス症候群とも呼ばれています。

 

 

ほとんどのペットは人間である飼い主よりも寿命が短いので、ペットと死に別れて悲しい思いをした経験がある人もたくさんいることでしょう。

 

 

愛情を注いで大切にしていたペットがいなくなって悲しいのは、ごく当たり前の感情で何らおかしいことではありません。

 

ですが、ペットがいなくなった後の人生も大切にしなければなりませんし、飼い主がいつまでも悲しんでいるのは、亡くなったペットとしても本意ではないでしょう。

 

 

以下の症状のうち、いずれか一つでも長く続いているなら、ペットロスに陥っている可能性があり、自分の気持ちに対処することが必要になります。

 

    • 深い落ち込み
    • 何に対しても関心や興味が持てない
    • 何をしても楽しい、嬉しいと言う感情が湧かない
    • 常に体がだるい
    • 眠れない
    • 食欲不振
    • 集中力の低下
    • やる気の低下
    • ペットが死んだことに対して自責の念や罪悪感に捉われてしまう

 

 

ペットを失ってこのような状態になることは自然なことですが、通常は時間の経過とともに立ち直っていきます。

 

しかし、症状が何ヶ月も続く日常生活に支障を来すと言った場合は、悲しみから抜け出すためのプロセスを意識的に踏んで行く必要があります。

 

 

ペットロスの正常な回復プロセス

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ペットを失ったときに、通常は以下のプロセスを経て自然に悲しみから抜け出していきます。

 

 

★否認

ペットが死んだときに、すぐに「ああ、死んでしまったんだな」と受け入れることができる人は少ないでしょう。

 

 

たいていの人は、「眠っているだけではないか?」「何かの間違いではないか?」と思い、本当はペットは死んでいないのではないかと考えます。

 

 

この段階を否認と言います。ペットが死んでしまったことを認められない状態です。

 

 

★絶望

否認しても、遺体の目を閉じてやったり、あるいはペット葬儀場で葬儀をしたりすると、ペットが死んだことを認めざるを得なくなります。

 

 

ペットが死んだ現実に直面することで、「可愛がっていたペットはもういないのだ」と言う絶望の段階に進みます。

 

 

★受容と回復

ペットが死んだ現実を受容することで、気持ちの整理をするステップに進みます。

 

他の人にペットが死んで悲しいことを聞いてもらったり、同じような経験をした人と気持ちを共有したり、あるいは「できる限りのことをした結果なのだから仕方がないのだ」と自分で自分を納得させたり、人によって方法はさまざまですが、自分の気持ちを整理して行きます。

 

 

ある程度気持ちが整理できてくると、精神状態の回復に向かいます。

 

目前の生活や仕事など、他のことに目を向けられるようになり、徐々に悲しみからも抜け出せるようになります。

 

 

ペットロスが長引く2大原因と回復方法

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通常であれば自然に需要と回復までプロセスが進むのですが、ときどき、プロセスの途中で止まってしまって、ペットロスが長引いてしまう人もいます。

 

 

★否認で止まってしまっている

ペットが死んだことを、いつまでも認められずにいるケースです。

 

漫画などで家族や恋人の死を認められずに、あたかも相手が生きているかのように振る舞う人物が登場することがありますが、現実でも同様の精神状態に陥ることがあります。

 

 

大切なペットがいなくなったことは誰だって信じたくはないものなので、ある程度の時間認められないのは仕方のないことですし、心の反応としてはきわめて正常です。

 

 

ですが、ペットロスから抜け出すには受容と回復のプロセスに進む必要があり、否認で止まってしまうと回復まで進むことができないので、ペットロスに終止符を打つことができません

 

 

    • 回復方法

否認で止まってしまう原因は主に、ペットの死と向き合うことを避けてしまうことです。

 

大切に可愛がっていたペットの死を認めることは大変辛い作業ですが、このステップを踏まないと回復に向かうことができません。

 

 

否認で止まってしまっている場合は、ペットの死を現実として認め、絶望のプロセスに進むことが必要になります。

 

絶望することがわかっていて取り組むのは勇気がいりますが、絶望から受容と回復に進むための方法もあるので、恐れずに取り組みましょう。

 

 

ペットが死んだ現実を認めるには、きちんと葬儀を行ったり、ペットが使っていた遺品を整理することが有効です。

 

特に葬儀は、亡くなったペットのためのものでもありますが、遺された人の気持ちを整理するための儀式でもあるので、ペットの死が悲しいのであれば、なおさら葬儀を行った方がいいでしょう。

 

 

遺品は、捨ててしまうのが辛いのなら、キレイに洗って箱などにしまうだけでもよいと思います。

 

きちんと片付けることで、「あの子はもういないのだ。だからこれはもう使わないのだ」と認識することが大切です。

 

 

写真など、ペットを思い出して辛くなるものも、なるべく避けないようにします。

 

見ると辛いかもしれませんが、辛いと感じるのは絶望のプロセスに進めている証拠です。

 

そこからさらに受容と回復に進むためにも、存分に悲しんでください。

 

 

★絶望で止まってしまっている

ペットが死んだ現実は認められたものの、絶望している状態で止まってしまうケースです。

 

この状態が長く続くと、うつ病などの精神疾患に移行してしまう場合もあるので、注意が必要です。

 

 

亡くなったペットも、大好きな飼い主がいつまでも悲しんでいては、安心して天国に旅立つことができません。

 

ペットのためにも、早く元気になってあげましょう。

 

 

    • 回復方法

絶望で止まってしまわないためには、自分の辛い気持ちとしっかり向き合うことが大切です。

 

辛い気持ちを隠して気丈に振る舞うことは、見た目には美しいですが、絶望で止まってしまいやすくなるNG行為です。

 

 

悲しい気持ちや傷付いた心は、きちんと向き合わずにしまい込んでしまうと、どんどん傷口が深くなってしまいます。

 

体の傷と同じで、早めの手当てが大切です。

 

 

ペットを亡くした人の悲しみは、理解できる人とできない人がいるので、相手は選んだ方がよいですが、悲しい気持ちはなるべくオープンにしておきましょう

 

話を聞いてくれる家族や友人などがいるなら、話を聞いてもらうのも有効な方法です。

 

 

話ができる相手がいない場合は、ペットが死んだいきさつや自分の気持ちを文章化する方法もあります。

 

人に話すのも文章にするのも、出来事や自分の感情を言語化する作業ですが、言語化することで自分の気持ちを細かく認識できるので、気持ちを整理しやすくなります。

 

 

ですが、大切なペットを失くした悲しみは、完全には消えないのが普通です。

 

ペットのことを思い出したときは悲しくなっても、日常生活に支障を来さず、楽しいことは楽しいと感じられるようになったらOKです。

 

 

ペットを失くしたときの考え方

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天寿を全うした場合はまだしも、ペットを病気や事故で失くしたときは、「あのとき、ああしていれば」「もっと、こうしていれば」と自分を責めてしまいがちです。

 

 

多くの飼い主は動物の専門家ではないので、「知識が足りなかった」「動物病院選びに失敗した」などの手落ちでペットを失くしてしまうことも少なからずあるかと思います。

 

さらに、動物を扱うには経験や勘、センスも必要になって来るので、本当に完璧な飼い方ができている飼い主は、そう多くはないでしょう。

 

 

ですが、大切なのは同じ失敗をくり返さないことです。

 

何の予備知識もなくペットを飼うことは感心しませんが、神経質になりすぎて、ペットと暮らすことを楽しむ余裕がなくなってしまうのも、本末転倒でよくありません。

 

 

ペットを幸せにしようと思って一所懸命お世話をしたのなら、ひとまずそれで自分を許してあげてください。

 

ペットだって、多少手落ちがあったとしても、大好きな飼い主を責めたりはしないはずです。

 

 

自分で足りなかったと思う点がある場合は、次のときに同じ失敗をしないように備えておきましょう。

 

 

 

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