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犬と猫の違いは?歴史や食性、寿命、性格など疑問すべて解決します!

読了までの目安時間:約 14分

犬と猫の違い

 

 

ペットを飼うことを検討している人の中には、犬がいいか猫がいいかと迷っている人もいるかもしれませんね。

 

また、「今まで犬しか飼ったことがないけれど、今度は猫を飼ってみたい」と思っている人や、「今まで猫しか飼ったことがないけれど、今度は犬を飼ってみたい」と思っている人もいるかと思います。

 

 

そこで今回は、犬と猫の違いについてお伝えしたいと思います。

 

人間との歴史や食性、寿命、性格など、犬と猫の違いをさまざまな面から比較します。

 

犬と猫の違いを詳しく知ることで、自分にピッタリのペットを選んでくださいね。

 

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犬と猫の、人との歴史の違い

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★犬と人の歴史

犬が人間と暮らすようになった時期は、約1万5千年前と言う説が有力です。

 

1万5千年前と言えば中石器時代に当たり、ホモ・サピエンスやネアンデルタール人が共存していた時代です。

 

 

この時代は道具の発達によって弓矢が登場し、人間は獲物に近付かなくても狩りができるようになりました。

 

人間の狩猟スタイルが変わったことにより、猟犬としての犬の需要が高まったことが、犬の家畜化に繋がったのではないかと考えられています。

 

 

弓矢を使えば接近しなくても獲物を傷付けられるので、鋭い嗅覚でいち早く獲物を発見出来る猟犬を相棒にすることで、より効率よく狩りができます。

 

また、弓矢で傷付けた獲物を追う際も、猟犬がいた方がスムーズです。

 

 

はるか古来から人間と協力して狩りをしていたことが、犬の人間への忠誠心に繋がっているのかもしれません。

 

 

★猫と人の歴史

一方、猫が人に飼われ始めたのは、今から約6千年前の古代エジプトが起源だと考えられています。

 

犬の家畜化と比べると、猫の家畜化の方が9千年ほど、後になるようです。

 

 

古代エジプトでは農業が盛んだったため、人々は倉庫に蓄えた穀物を守る必要がありました。

 

そのためにネズミを狩る猫が家畜化され、それが現在ペットとして飼われているイエネコのルーツとされています。

 

 

猫が犬に比べて気ままなのは、家畜化されてからの歴史が比較的浅いことも影響しているのかもしれません。

 

 

犬と猫の餌の違い

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犬はもともとは肉食獣ですが、長く人間に飼われるうちに雑食化が進んでいます。

 

対する猫は、肉食に近い雑食とされています。

 

現在人間に飼われている犬と猫を比較すると、猫の方が肉食傾向が強いです。

 

 

そのため、犬と猫では必要とする栄養素が異なるので、猫をドッグフードで育てると栄養バランスが乱れてしまいます。

 

猫には必ず、キャットフードを与えましょう。

 

犬も、キャットフードで育てると栄養バランスが乱れてしまいます。

 

 

また、雑食と言っても人間のように何でも食べられるわけではありません。

 

犬や猫に食べさせてはいけない食べ物や、与える量に注意しないといけない食べ物も色々とあるので、ペットを飼う前によく調べておきましょう。

 

 

★犬と猫は別々に食事させる

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ドッグフードは犬の体に合わせて作られており、キャットフードは猫の体に合わせて作られています。

 

そのため、犬がキャットフードを食べ続けたり、猫がドッグフードを食べ続けると、栄養の過不足が生じてしまい、内臓疾患や失明などの病気や障害を引き起こしてしまいます。

 

 

また、キャットフードの方が嗜好性が高いため、犬にキャットフードを食べさせると、ドッグフードを食べなくなってしまうこともあります。

 

 

犬にはドッグフード、猫にはキャットフードを食べさせることが大切です。

 

しかし、犬と猫を一緒に食事させると、お互いの餌を食べてしまう可能性があります。

 

そうなると栄養管理もしにくくなり、犬と猫の健康によくありません。

 

犬と猫は別々に食事させ、相手が食べているときにそばに行かせないようにしましょう。

 

 

犬と猫の寿命の違い

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犬は犬種によって体の大きさが大幅に異なります。

 

大型犬は体格に対して心肺機能が比較的弱いため、小型犬の方が長生きする傾向があります。

 

小型犬の平均寿命は、犬種によっても異なりますが、12~16年くらいです。

 

大型犬は、10~12年くらいが平均です。

 

 

一方、猫は猫種による大きさの差が少ないため、猫種による寿命の差も犬ほど顕著ではありません。

 

ですが、純血種よりミックス(雑種)の方が長生きする傾向はあります。

 

また、当然ながら自由に外に行ける環境で飼われている猫よりも、完全室内飼いの猫の方が長生きする傾向があります。

 

 

日本ペットフード協会が2013年に発表したデータによると、猫全体の平均寿命は15.01歳です。

 

ちなみに、野良猫の平均寿命は3~4年と言われています。

 

 

犬と猫の性格の違い

★犬の性格

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犬は群れで行動し、群れの中にはリーダーを頂点とする上下関係が存在します。

 

そして立場が上の犬は下の犬を守り、立場が下の犬は上の犬に従うことで、群れを構成する犬全体が外敵から守られるシステムになっています。

 

犬にとっては、自分より立場が上の者に従うこと=自分の命を守ることに繋がります。

 

 

そのため犬は忠誠心が強く、自分よりも立場が上だと認めた相手に従順です。

 

きちんと上下関係を躾けるなど、ある程度の条件は必要ですが、基本的には飼い主や飼い主の家族に対しても、自主的に従おうとします。

 

 

犬にとって一番大切なのはリーダーである飼い主なので、飼い主と一緒にいられさえすれば、転居などで環境が変わっても気にしませんし、一緒に外に出掛けるのも大好きです。

 

飼い主が子供や、あまり賢くない人であっても、犬は自分がリーダーと認めたら最優先で大切にします。

 

 

弱い仲間を守ろうとする性質もあるので、小さい子供の相手も得意です。

 

飼い主の家に赤ちゃんが生まれれば、目下の仲間として可愛がります。

 

 

★猫の性格

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一方、猫も同じテリトリーで暮らす猫で群れが構成されていますが、群れの仲間が近くにいても、単独行動が基本です。

 

猫種によってはときどき、忠誠心が強い猫もいますが、基本的には特定のリーダーに付き従うと言う性質を持ちません

 

 

特定の相手ではなく、縄張りと言う場所に付く生き物なので、放し飼いの猫がよその家に居着いてしまって、それきり元の飼い主の家に帰って来なくなることもあります。

 

 

ちなみに、飼い主など人間のことは、「大きくてドンクサイ猫」と認識しているそうです。

 

ですが、猫が擦り寄って来るなら、ドン臭いと思いながらも一定の敬意を払っている証拠です。

 

猫は自分より劣った相手には、決して擦り寄らないからです。

 

 

そして環境の変化を嫌います

 

引っ越しや知らない人も苦手です。

 

うるさく騒いで予測不能な動きをする子供も苦手です。

 

いつも同じ縄張りで、信頼している相手とだけで、静かに暮らすことを好みます。

 

犬に比べると、知らないものに対して臆病で、他者に対する許容量が狭い性格です。

 

 

ただし、猫は猫種や育ち方によってもかなり性格が違うので、ときどき、初対面の人に対しても、顔を見るなり「おやつちょうだい」と擦り寄って行く猫もいますし、飼い主に対する忠誠心が強い猫もいます。

 

 

犬と猫の、品種数と仕事の違い

猫種がおよそ100種あるのに対し、犬種はおよそ400種類です。

 

猫の家畜としての仕事はネズミを捕ることだけですが、犬は狩猟犬、介助犬、盲導犬、牧羊犬など、さまざまな役割を求められて来たため、仕事の内容に合った犬種が次々に作られて来ました。

 

 

そのため、犬は猫よりも品種が多いのです。

 

 

犬と猫の体臭の違い

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猫を飼っていて臭いが気になるときは、臭いの原因はたいてい、猫の排泄物かキャットフードです。

 

猫も動物なので、よく嗅ぐと多少の獣臭さはありますが、普段はそれほど体臭が気になりません。

 

 

一方、犬を飼っている家は、犬の体臭がハッキリ臭うことも多いです。

 

犬と猫の体臭の違いは、汗腺の違いによるものです。

 

 

猫の汗腺は、肉球にしかありません。

 

しかし、犬は全身に汗腺が分布しています。

 

しかも、その多くは臭いのある汗を出すアポクリン腺です。

 

 

アポクリン腺は、人間のワキガの原因として知られている汗腺です。

 

人間のアポクリン腺は、脇の下や耳の中など限られた場所にしかありませんが、犬は全身にアポクリン腺が分布しています。

 

 

このアポクリン汗腺から出る汗が皮膚の常駐菌に分解されることで、独特の犬臭になります。

 

 

犬と猫を平等に飼うと言うこと

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複数のペットを飼っていると、どのペットも平等に飼ってあげたいと思うことでしょう。

 

すべてのペットに同じように愛情を注ぐことは大切ですが、そのために忘れてはいけないことがあります。

 

 

それは、犬と猫は、体質も性格も全く違う生き物だと言うことです。

 

犬と猫を平等に飼うと言うことは、同じように扱うと言うことではありません。

 

犬と猫では求めるお世話が違うので、全く同じお世話では犬や猫の心と体に無理が生じてしまいます。

 

 

犬は犬の性質に合わせ、猫は猫の性質に合わせることで、犬と猫がどちらも健康で幸せに暮らせるようにお世話することが、平等に飼うと言うことです。

 

 

例えば、犬は飼い主と一緒に散歩に行きたがりますが、猫は行きたがりません。

 

なので散歩は犬だけを連れて行き、猫は散歩の後に遊んであげるようにします。

 

片方を構ったら、なるべくもう片方も構うようにすると、愛情が一方に偏りにくくなります。

 

 

 

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