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猫に入れるべき?マイクロチップについて正しく理解していますか?

読了までの目安時間:約 8分

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猫を飼いはじめるとマイクロチップを入れるかどうか、一度は悩む飼い主さんが多いと思います。

 

でもイメージだけで実際にマイクロチップを入れるとどういうメリットがあるのか?

 

健康に害はないのか?など詳しいことを知らないままではありませんか?そこで今回は猫のマイクロチップについてまとめてみました。是非、参考にしてみてください。

 

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マイクロチップとは?

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マイクロチップは猫の体に入れる、直径2cm、長さ8〜12mm程の小さな電子標識器具のことです。

 

15桁の数字が付いていて、この数字を専用のリーダーで読み取ることで猫の飼い主の情報などがわかる仕組みです。

 

マイクロチップに登録出来る情報は意外とたくさんあります。

 

 

    • IDナンバー
    • 埋め込んだ日時
    • 飼い主の名前
    • 飼い主の住所と電話番号
    • 猫の名前、種類、性別
    • 毛の色や去勢、避妊手術の有無
    • 獣医師の名前と所属獣医師会
    • 動物病院の情報

 

 

これらの情報をAIPOと呼ばれる「動物ID普及推進会議」という団体に登録し、管理してもらいます。

 

リーダーから発信される電波によって情報を受信するため、電池も入らず半永久的に使えるそうです。

 

 

マイクロチップはどうやって入れるの?

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マイクロチップは通常の注射針より太い専用のインジェクターを使用して体内に挿入し埋め込みます。

 

正常であれば体内で移動することはないそうです。

 

 

猫にとっては普通の注射と同じくらいの痛み、と言われていますが、ショックのあまり飛び上がった猫もいるそうなので、猫にとってはそれなりの痛みがあるのかもしれません。

 

費用は埋め込むのにおよそ6,000円前後、データの登録費用に1,000円ほどかかります。

 

 

マイクロチップは義務化されていない

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2016年11月現在、国内でマイクロチップを入れることは義務づけられてはいません。

 

環境省のホームページには「動物の愛護と適切な管理」としてマイクロチップを推奨している文章は掲載されていますが、まだまだ少ないのが現状のようです。

 

 

マイクロチップを義務化してしまうと犬や猫を飼う人が減るのではないか?など懸案事項がいろいろとあるようですが、猫に対するマイクロチップ装着が日本で一般化されないのには、それなりに理由があるようです。

 

尚、猫を海外に連れていく場合はマイクロチップの装着が義務づけられています。

 

 

国内で取り扱っているのは3種類

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現在、日本でマイクロチップを扱っているメーカーはアメリカ製のAVIDマイクロチップⅡ、イギリス製のAGEトロン、スイス製のアイディールの3社でそれぞれ少しずつ大きさや仕様が違います。

 

どのメーカーになるかは、マイクロチップの埋め込みが医療行為のため、動物病院がどのマイクロチップを使用しているかによります。

 

 

マイクロチップの問題点

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マイクロチップは現状日本ではあまり広まっていませんが、それには理由があるようです。

 

マイクロチップは医療行為のため動物病院で獣医師にお願いしますが、都会であれば取り扱っている獣医師がある程度いても、九州地方や沖縄、四国地方など全部で21もの県で行っている獣医師がいません。

 

 

また、国内取扱メーカーが3社あるため、自治体や愛護センターなどの施設に3社分の読取機が設置されていないことも多く、猫を保護してもマイクロチップの情報が読み取れないこともあるのです。

 

MRIなどの撮影の際にもマイクロチップがMRIの磁気に反応してしまいうまく撮影出来ないため、猫に異常がみつかっても頭部のMRI撮影が出来ない可能性が高いそうです。

 

 

★GPS機能はついていません

マイクロチップにはGPS機能がついているような気がしてしまいますが、GPS機能はついていません。

 

猫が脱走したり行方不明になっても探すことは出来ないのです。

 

GPSは電力が必要になるため、小さなマイクロチップにはまだつけられないそうです。

 

 

マイクロチップのメリットは?

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猫を海外に連れて行きたい場合は、マイクロチップの装着が必要です。

 

最近はペットショップで猫を購入すると当たり前のようにマイクロチップが装着されていることも増えてきたようです。

 

 

猫は首輪をするのを嫌がるので、万が一迷子になった時に身分証明になれば、という考えの飼い主さんがマイクロチップを装着しているようですね。

 

東日本大震災をきっかけにマイクロチップを入れるようになった、という飼い主さんも多いようです。

 

 

大都市に住んでいるのであれば、取り扱っている獣医さんも多く施設にも読取機があるようなので、大切な猫とはぐれるのを防止するための安心材料になると思います。

 

 

まとめ

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マイクロチップを埋め込んでいる猫は全国に約12万頭いると言われていますが、情報を読み取る機械を設置している自治体や保護センター、警察署などはまだまだ少ないそうです。

 

対応している施設が増えない限り、マイクロチップが日本で広がっていくには時間がかかるのかもしれません。

 

 

また、猫の健康被害についても賛否両論があります。

 

一部ではマイクロチップを入れていると癌になる可能性が上がる、という説もあり、アメリカでは訴訟問題にもなっているようです。

 

安全性についてももう少し安心出来れば、マイクロチップを入れる人が増えるのかもしれませんね。

 

 

 

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