猫飼い方

猫の飼い方が丸わかり教科書『ねこ勉』

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見逃せない!猫が快適に安心して過ごせる環境づくりの必須ポイント

読了までの目安時間:約 14分

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猫を室内飼いにする場合、たいていの人はケージに入れずに、ある程度猫を自由に行動させると思います。

 

家の中で猫を飼う場合は、ケージや水槽で飼うペットと違い、家の中の環境作りが必要になります。

 

 

猫が快適に安心して過ごせる環境を作るために、ここでは家の中で猫にとって危険な場所や物、猫が快適に過ごせる室温や湿度についてご紹介します。

 

お風呂場やキッチン以外にも、見落としがちな危険ポイントを網羅しています。

 

大切な猫に長生きして欲しい人は、ぜひ読んでくださいね。

 

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家の中での危険ポイント

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家の中の、猫に危険な場所や物を知っておくと、猫が快適に安心して過ごせる環境づくりのポイントが見えて来ます。

 

家の中で猫にとって危険なポイントは、主に以下のものが挙げられます。

 

 

猫に危険な場所に勝手に出入りさせないようにし、猫が物も触らないように片付けておきましょう。

 

 

●お風呂場

 

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猫が浴槽の蓋の上で暖まろうとして、お湯の中に落ちて溺れてしまう可能性があります。

 

また、お風呂を沸かしすぎてお湯が熱くなり、ヤケドをしてしまうこともあります。

 

石鹸などを口に入れてしまうことも考えられます。

 

お風呂場は必ずドアを閉めて、猫が勝手には入れないようにしておくと安心です。

 

 

●キッチン

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ガスコンロの火や、包丁などの刃物で猫が怪我をする可能性があります。

 

調理中のIHクッキングヒーターや熱い鍋・ポットなどもヤケドの原因になって危険です。

 

人間の食べ物も、猫の体に危険なものがたくさんあります。

 

飲みかけの熱いコーヒーのカップを、猫が倒してヤケドをすることもあります。

 

 

調理中はキッチンに猫を入れないようにし、調理中以外に猫を自由に出入りさせる場合も、危険物は猫が触れられないようにしておきましょう。

 

 

●窓・ベランダ

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完全室内外にしたい場合は、窓やベランダは脱走経路になるので注意します。

 

高層階の場合は、転落による怪我や死亡に繋がる恐れもあるので、特に注意が必要です。

 

下にいる人に落ちた猫が衝突し、対人事故に繋がる恐れもあります。

 

迷惑になるだけでなく、高額な賠償金が生じる場合もあるので、充分に注意しましょう。

 

 

●ドア

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玄関や勝手口など、外に繋がるドアも脱走経路になります。

 

トイレなど室内のドアも、勢いよく開け閉めすると、気付かずに猫を挟んだり、ドアを猫にぶつけてしまい、怪我や死亡に繋がる恐れがあります。

 

ドアの開閉は、近くに猫がいないか注意しながら、ゆっくり行うようにしましょう。

 

 

私の知り合いに、猫ではありませんが、室内飼いのヒヨコをドアに挟んで死なせてしまった人がいます。

 

ヒヨコが後ろを付いて来ているのに気付かず、ドアを閉めてしまったそうです。

 

何か他のことを考えているときや急いでいるときなど、うっかり猫のことを忘れてしまうこともあるので、気を付けましょう。

 

 

ドアを開けっ放しにしたいときも、ドアストッパーなどを利用して、ドアが勝手に閉まらないようにすると安全です。

 

 

●フローリング・絨毯

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フローリングは、猫が足を滑らせて怪我をすることがあります。

 

人間が滑って転んで、猫が下敷きになることもあるかもしれません。

 

 

絨毯も、毛足が長いものなど、猫の爪が引っ掛かる恐れがあるものは怪我の元なので避けた方が無難です。

 

留守中に爪を引っ掻けて取れなくなり、水や餌のところに行けずに衰弱する恐れもあります。

 

毛先がループ状になっているラグなども避けましょう。

 

 

猫を出入りさせる部屋の床材は、コルクなどが滑りにくく掃除も簡単です。

 

 

●異物・その他

・電気コード

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じゃれたり齧ったりして、猫が感電する危険があります。

 

火災に繋がる危険もあるので、電気コードやコンセントは、ケーブルカバーやタップボックスで隠しておくと安全です。

 

電気コードを隠す際に、束ねたりすると熱を持って火災の原因になるので注意しましょう。

 

 

・紐、糸、ビーズなど小さな部品

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猫がイタズラしているうちに、誤って飲み込んでしまう場合があります。

 

消化管や気管を詰まらせてしまうと大変危険です。

 

子供のおもちゃの部品や、ピアスなどのアクセサリー類も隠しておきましょう。

 

 

薬など、猫の口に入ると毒になる物も片付けておきます。

 

 

・観葉植物、アロマ

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観葉植物やアロマの中には、猫にとって強い毒性を持つものもあります。

 

また、アロマキャンドルは火が点いているときに猫が触ると危険です。

 

 

 

これらの他にも、人によっては趣味の道具や吸い殻を入れたままの灰皿などもあるでしょう。

 

家の中を改めて見渡し、猫に危険な場所や物がないか、しっかりチェックしておきましょう。

 

 

猫に適切な室温と湿度

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猫にとって適度な室温は、猫種によって異なります。

 

例えば、寒い地域が原産で被毛が厚いメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなどは、他の猫種よりも寒さに強い代わりに、暑さに弱いです。

 

 

また、被毛を持たないスフィンクスは、室温の影響をダイレクトに体に受けるので、他の猫種よりも暑さ・寒さ共に苦手です。

 

猫種だけでなく、年齢や体調などによる個体差もあります。

 

 

一般的には、冬は23~25度、夏は27~29度が猫に適切な室温と言われ、湿度は40~60%程度が適していると言われていますが、自分が迎える猫種は少し違うかもしれません。

 

お迎えする猫種の適温・適湿も調べておきましょう。

 

 

また、個体差はブリーダーなど元の飼い主に観察情報を教えてもらうか、お迎えした後などに、暑がったり寒がったりしていないかをよく観察します。

 

できればお迎えしてすぐに長時間留守番をさせることは避け、しばらく様子を観察しましょう。

 

環境の変化による体調不良の早期発見にも繋がり、一石二鳥です。

 

 

★留守中の室温・湿度管理
  • 夏の管理

真夏に猫を留守番させるときは、エアコンを掛けておくのがもっとも簡単でベストな方法です。

 

部屋の広さやエアコンの性能にもよりますが、夏場であれば設定温度28度で除湿運転にしておくと、部屋が冷え過ぎず、子猫や老猫にも安心です。

 

 

特に湿度が60~70%以上になるときや、朝晩でも気温が25度を下回らない日は、熱中症の危険があるので、必ずエアコンを掛けっ放しにしておきましょう。

 

暖房運転と違い、電気代もビックリするほど高額にはなりません。

  • 冬の管理

・寒さ対策

冬の留守中の暖房は、ホットカーペットが便利です。

 

ただし猫は熱さに気付かずに低温ヤケドを起こすことがあるので、設定温度は低めにします。

 

タイマー機能があるエアコンがあれば、日が暮れる頃にスイッチが入るようにしておく方法もあります。

 

エアコンの設定温度は20~23度くらいが目安です。

 

 

冬も日中の家の中はそれほど寒くありませんし、暖房運転でエアコンを1日中付けっ放しにすると電気代が高額になるので、寒くなる夕方~朝方だけで大丈夫です。

 

 

ただし寒い地域で北国仕様でない住居の場合は、日中もかなり冷え込むので注意が必要です。

 

休日などを利用して、猫が快適に過ごせているかどうか1日の様子を見ておき、必要な寒さ対策を講じましょう。

 

ファンヒーターなどは火災の原因になることがあるので、留守中の付けっ放しは絶対にNGです。

 

 

保温性の高い毛布や湯たんぽなど、暖かくくつろげるグッズも用意しておきます。

 

窓辺など日当たりのよいスペースがあるようなら、日向ぼっこ用に座布団などを置いてあげても喜びます。

 

 

・乾燥対策

人間は、部屋の中が乾燥していると風邪などウイルス性の体調不良になりやすいですが、猫も同様です。

 

湿度が50~60%以下になるようなら、乾燥対策が必要になります。

 

加湿器を使用するか、部屋の中に洗濯物を干しておくのも乾燥防止に役立ちます。

 

 

加湿器を新しく購入する場合は、加湿器に興味を示す猫も多いので、スチームが熱くないタイプのものを選ぶと安心です。

 

また、ペットボトルを差し込むタイプのものは猫がボトルを落として役に立たない場合があるので、ちゃんと水を入れる容器が付いているタイプの方が留守中も使いやすいです。

 

 

猫を迎える前に環境を作っておく

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室温・湿度管理の用意は使うシーズンが近付いてからでも構いませんが、危険な物を片付けたりするのは、猫をお迎えする前に済ませておいた方が安心です。

 

場合によっては、ドアにカギを付けるなどの作業も必要になるかもしれません。

 

時間に余裕を見て、早めに準備しておきましょう。

 

 

事前に準備しておくことで猫が安全に過ごせるだけでなく、飼い主にとっても猫と落ち着いて過ごせるメリットがあります。

 

猫にとっても、慣れない環境で人間があまりドタバタしない方が、環境に馴染みやすいです。

 

 

猫のトイレや食器など、すぐに使う物も事前に用意し、猫が求めたらすぐに使えるようにしておきましょう。

 

 

 

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